室井滋 長谷川和彦さんと事実婚35年「寂しい」…訃報から一夜「マグロ釣った写真に“バカヤロー”と」

[ 2026年2月3日 05:30 ]

室井滋
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 誤嚥(ごえん)性肺炎による多臓器不全のため1月31日に死去した映画監督の長谷川和彦さん(享年80)の訃報から一夜明けた2日、パートナーとして35年以上連れ添った女優の室井滋が本紙の取材に応じ「寂しい。存在が大きかった」としのんだ。

 室井によると、長谷川さんは約20年前にがんを患い、近年はパーキンソン病を併発。「意識ははっきりしていましたが、最後は寝たきりで声も出ない状態だった」と近況を明かした。それでも、仲間と会議を開くなどして映画への情熱を燃やし続けていたといい「最期まで頭の中は映画のことのみでした」と振り返った。

 長谷川さんが生涯で手がけた監督作は2作。1976年のデビュー作「青春の殺人者」は同年のキネマ旬報ベスト・テンで1位となるなど、驚異の新人監督として一躍脚光を浴びた。79年公開の「太陽を盗んだ男」は、沢田研二(77)主演で日本映画離れしたアクションや骨太の物語が高い評価を受けた。しかし、その後は次作を撮ることなく40年以上沈黙し「伝説の監督」と呼ばれた。

 関係者によると、長谷川さんは連合赤軍を題材にした映画の企画を念願としていたという。室井は「死ぬ間際までこんなに映画のことを考えているなら、元気なうちにもっと頑張ったらよかったじゃない」と思いをはせ「“最後に私がプロデュースして短編でも撮ったら”なんてことも思いましたが、本人はそれじゃあ満足しない。しっかりと自分の作品を撮りたかったんです。徹頭徹尾“映画の虫”でした」と悼んだ。

 その情熱を支えたパートナーとして「大変でしたよ。でも、分かって一緒にいましたから」ときっぱり。最愛の人を失った喪失感は大きく「寂しいです。大きなマグロを釣った写真を飾っていて、それに向かって“バカヤロー”と大声を出しています」と、あふれる思いを叫び、在りし日をしのんでいるという。

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