ABCテレビ“ヤングケアラー”問題「探偵!ナイトスクープ」は今後も継続放送 今村社長「そのつもりで」

[ 2026年1月30日 15:21 ]

会見したABCテレビ・今村俊昭社長
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 ABCテレビの今村俊昭社長(63)が30日、大阪市内の同局で会見を開いた。同局の人気番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜後11・17)での炎上騒動についての語った。

 今村社長は会見冒頭、「取材者の家族に大きなご負担をおかけしている状況を大変重く受け止めている。視聴者の皆様にもご心配おかけしています」と語った。

 そのうえで「今後のナイトスクープの放送は継続するのか?」という質問に対して、同社長は「そのつもりで今おります」と語った。

 会見では番組の「ねつ造」や「やらせ」についての見解も質問で出た。今村社長は「今回のことは事実に基づいたもので構成されているので、ねつ造、やらせには当たらないと考えている」としたが、「こういったことを再構成する際に、世の中の関心事を視野にいれてしないと、受け止めが変わってしまう」と反省を語った。

 また、SNSでも大きな話題となった今回のバラエティー番組の演出について、同社長は「我々としては繊細に、想像力も豊かに、そして社会課題もしっかりと認識しながら作っていかなければならない時代であると思っております。そういうことをしっかりやって、そしてより面白いものを作る。今回抜けてしまったヤングケアラーへの意識が希薄になり、より繊細に、より想像力豊かに、そしてよりセンシティブにバラエティを学ぶためにも作っていかなければならない」と再度認識したと語った。

 23日放送の同番組では、小学6年生からの「6人兄妹の長男を代わって」との依頼に対応した。「霜降り明星」せいやが、弟妹5人の世話や家事を日々手伝う長男に代わって6人の子供たちの面倒をみた。

 この模様が放送されるとSNSなどで物議を醸し、一家の両親に向け「育児放棄」「ヤングケアラー状態」などと批判が噴出した。

 同局では、番組公式サイトで異例の2度にわたる声明を発表。「ヤングケアラーは重要な社会的課題として強く認識」する一方で、「家族の事情や日常のあり方は多様」とした。また、放送内容には番組の演出や編集が含まれることを説明し、取材対象者や家族への誹謗(ひぼう)中傷をやめるよう訴えていた。

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