「あんぱん」総集編に未公開3シーン!ネット驚き「泣く泣くカット」のぶ&嵩“星空キス”の後に…演出裏側

[ 2025年12月30日 10:16 ]

連続テレビ小説「あんぱん」第90話。共同トイレの手洗い場。柳井のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)は宴席を抜け出し…(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロイン、俳優の北村匠海(28)が相手役を務めた今年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は30日、総集編(前7・20~10・16)が4部構成で放送され、未公開シーンが3つ盛り込まれた。チーフ演出の柳川強監督に舞台裏を聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、戦争に翻弄されながら激動の時代を生き抜き、「逆転しない正義」にたどり着く柳井夫妻、のぶと嵩の軌跡を紡ぎ上げた。

 総集編の後半(第3回・第4回)は、柳川監督が担当。3シーンはいずれも、本編オンエア時に尺(放送分数)の関係から「泣く泣くカットした」場面。当初から“ディレクターズカット版”として「もちろん全部は難しい」ものの、未公開シーンの“復活”を予定していたという。

 (1)第90回(8月1日)若松のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)は天井に穴のあいた共同トイレの手洗い場で口づけ。のぶは嵩の肩に乗せると、そのまま倒れ込んでしまう。

 朝田くら(浅田美代子)「医者らあて呼ばんでえい。のぶは気を失っちゅうだけや。幸せすぎて、気が遠くなったがよ。あても覚えがあるき」

 「くらの発言に、皆が驚いたり、妙に感心したりという楽しいシーンでした」(柳川監督)

 (2)第127回(9月23日)ついに「アンパンマン」の愛すべき悪役キャラクター「ばいきんまん」が誕生。朝田羽多子(江口のりこ)と登美子(松嶋菜々子)は絵本を読んでいる。

 登美子「バタコさんもしっかりしているようで、おっちょこちょいで、可笑しいわ」

 羽多子「これ、ばいきんまんに好きな女の子ができたがや」

 登美子「あら、ドキンちゃんっていうの」

 のぶ「みんな、嵩さんにしか作れんキャラクターです。キャラクター作りの才能は、手嶌治虫先生のお墨付きですき」

 ともに母親役を好演した女優の江口のりこ&松嶋菜々子の“ラストシーン”。「お二人には“羽多子と登美子はケンカもしたが、今はよき親友。箸が転んでも可笑しい年頃の女学生のように、とにかくケラケラと楽しく、笑い合っていてください”とお伝えした覚えがあります。お二人はカットがかかるまで、ずっと自然に笑っていて。本当にいつまでも見ていたいぐらい、楽しいシーンでした」(柳川監督)

 (3)第128回(9月24日)ついに「アンパンマン」がテレビアニメ化。柳井嵩(北村匠海)は声優・スタッフを前に語る。

 嵩「アンパンマンは、ただのカッコいいヒーローではありません。とても弱くて、すぐダメになってしまう。けれども、周りの人の愛や、優しさに恵まれて再生していく。つらい時や苦しい時こそ、誰かが喜ぶことをする。皆さんがまずそれを心掛けてください。よろしくお願いします」

 「老けメークもした北村さんが姿だけでなく、その精神をも含めて嵩にしか見えず、当然入れるべきだったのですが、時間の関係で泣く泣くカットしたシーンでした」(柳川監督)

 SNS上には「未公開シーンがたまるか~」「キスの後、こんな続きがあったとは」「年末にこんなサプライズ、ありがとうございます」などと驚きや感謝の声。反響を呼んだ。

 この日は総集編に続き、スピンオフドラマ全4話(前10・22~11・22)も放送。ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」のボーカル・大森元貴が好演した作曲家・いせたくや役を主人公とした特集オーディオドラマ「さいごのうた」も制作され、NHK―FMで来年1月3日(後10・00~10・50)、NHK―R1で来年1月13日(後9・05~9・55)にオンエアされる。

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