海老名香葉子さん死去 正蔵、三平、泰葉、みどり 4人の子供と孫全員に見守られ、天国へ

[ 2025年12月29日 19:05 ]

2006年、平和の母子像「時忘れじの塔」建立1周年記念式に出席した海老名香葉子さん(中央)と林家いっ平(左、現三平)、林家正蔵
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 落語家の初代林家三平さんの妻でエッセイストの海老名香葉子さんが24日午後8時38分、老衰のため死去したことが29日、「ねぎし三平堂オフィシャルサイト」で発表された。92歳。東京都出身。葬儀は家族葬で行った。

 1933年、東京市本所(現墨田区)に生まれ。生家は釣り竿の名匠「竿忠」。戦争が激化するまでは、比較的裕福な生活を送る。父をはじめ、1945年3月10日の東京大空襲で家族6人を亡くし、石川県穴水町に疎開。疎開先で終戦を迎える。終戦後は親戚の家を転々とし、戦災孤児として野宿をしたり、草を食べて生活することもあった。

 両親の財産は親族が次々と処分され、身を寄せたおば夫婦には「お前なんか死んでくれればよかった」と罵声を浴びせられることもあった。

 16歳の時に、父の店の常連客であった落語家の三代目三遊亭金馬さんに引き取られ、18歳で初代林家三平と1952年にお見合い結婚。翌53年に長女・みどりが生まれた。その後も泰孝(現林家正蔵)、泰助(現林家三平)、泰葉と4人の子供を育て上げた。

 香葉子さんは、子供4人と孫全員に看取られて静かに息を引き取った。

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