【藤あや子 我が道27】還暦ビキニ、孫とは「ヌン活」…若い感覚、考え方から刺激もらい

[ 2025年12月28日 07:00 ]

ビキニも披露した写真集の発売イベント
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 愛猫の写真集を出した翌年の2021年、還暦を迎えました。すると「新しいライフスタイルを語るフォト&エッセー集を出しませんか?」という話が来ました。女性スタッフによる企画で「ハンドバッグに入るサイズの本で、同世代の女性へメッセージを発信しましょう」というもの。女性同士で話も弾みました。

 当初は文章中心という話でしたが、せっかくならばと、沖縄の石垣島まで写真を撮りに行くことになりました。スタイリストの方が白いシャツやデニムなどの衣装を用意してくれました。その中に黒いビキニもあり、「えー、何これ、こんなの着るの?無理、無理」と笑っていました。撮影は浅井佳代子さんという女性で、和やかな雰囲気の中、順調に撮影が進みました。その流れの中で「本当に着るの?」と言いながら、ビキニ姿も撮りました。

 無事撮影が終わると、スタッフから提案されました。「あまりにも写真の出来が素晴らしいので、このサイズの本ではもったいないです。通常の写真集として出しませんか?」と言うのです。女性として素敵と言われて気分良くないわけがありません。「そうなの?そこまで言うなら…」と了解し、22年4月に写真集「FUJI AYAKO」が出版されました。すると「還暦ビキニ」と話題になり、通っているキックボクシングのトレーナーは「このくびれ、これですよ」と“成果”として、私の写真集を生徒に見せているそうです。

 私が20歳の時に産んだ娘は25歳で結婚。そして、私は46歳で「おばあちゃん」になりました。ひと昔前だったら当たり前ですが、最近だとペースが少し早い方かもしれません。忙しく働く娘の親代わりとして、私が孫娘の世話をする時間が多かったこともあります。幼い頃、母親だと思い込んでいたようで、私を「ママ」と呼んでいました。さすがに小学校低学年の時に状況を理解したそうですが、気を使ってか、17歳になった今も私を「ママ」と呼んでいます。

 しっかり者の娘は、私とあまり性格が似ていない普通の人で、割と地味なタイプです。私が得意ではない「アウトドア派」で、友達とキャンプに行ったりします。隔世遺伝なのか、孫娘は私にそっくり。おいしい物が大好きです。食べ物の情報収集も得意で、ホテルやカフェでのアフタヌーンティーやケーキを楽しむ活動、「ヌン活」も一緒にする仲です。私がすることは何でもしたがり、ゴルフも始めました。若くて長身なので飛ばし屋です。仲の良い坂本冬美さんと一緒にカラオケにも行きます。冬美さんの歌と私の歌を交互に入れたり、気を使ってくれます。しかし、自分がたくさん歌いたいので「ママ、1曲だけしか歌わないで」と文句も言います。「藤あや子に向かって歌わないでなんて言う人はあなたぐらいよ」と怒りますけど…。夫とも友達のように仲良くて、若い感覚や考え方からたくさん刺激をもらっています。

 ◇藤 あや子(ふじ・あやこ)1961年(昭36)5月10日生まれ、秋田県角館町(現・仙北市)出身の64歳。民謡歌手として活動後、87年に村勢真奈美の芸名で「ふたり川」でデビュー。89年、藤あや子に芸名を変え「おんな」で再デビュー。92年「こころ酒」で日本有線大賞を受賞、第43回NHK紅白歌合戦に初出場、21回出場している。新曲「想い出づくり」など「小野彩(このさい)」のペンネームで作詞・作曲も行う。

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