SHOW―WA青山隼 元Jリーガーからレコ大歌手に 伯父・伊集院静さんと「同じ賞をもらえるなんて…」

[ 2025年12月28日 06:00 ]

ポーズを決める「SHOW-WA」の青山隼
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 昭和歌謡グループ「SHOW―WA」の青山隼(37)が日本レコード大賞に懸ける思いを明かした。グループは新人賞を受賞し、30日の最終審査会で最優秀新人賞に選ばれるか注目される。元Jリーガーという異色の経歴を持つ青山は「サッカー人生で縁のなかった新人賞を、歌手として獲得できるなんて」とはにかんだ。

 U―20W杯の日本代表に選ばれるなど輝かしいキャリアを歩んだ。ただ同世代のサッカー選手である香川真司(36)や槙野智章氏(38)らが華々しい活躍を見せるなか、自身の中に葛藤もあった。伯母は女優の篠ひろ子(77)、伯父は作家の伊集院静さん。2015年に選手を引退後、選んだのは俳優の道だった。

 伯母と伯父の存在が大きかった。篠からは「やってみたら」と背中を押してもらい、伊集院さんからは「売れなかったら歌舞伎町のホストになればいいんだから」と言われ、その言葉も決断するきっかけに。Jリーガー時代に所属していた徳島の大ファンだった大杉漣さんへの憧れもあったという。

 仕事がない時期も続いた。それでも「いつ誰が見ているか分からないから」の思いで、一つ一つの仕事と丁寧に向き合った。それは伯母と伯父の教え。「サッカーを離れて何者でもない自分だからこそがむしゃらにくらいつきました。伯父からは(サッカーを)引退しても次のキャリアを考えるところまでプロだからと教わりましたね」と振り返る。

 そんな中でチャンスが訪れた。23年に秋元康氏(67)がプロデューサーを務めるオーディション「夢をあきらめるな!男性グループオーディション」が開催され、そこに飛び込んだ。「もちろん歌やダンスなんてやったことはなかった。でも人生は全て挑戦。やるしかなかった」と述懐する。

 青山をはじめ、料理研究家や元会社員など様々な経歴を持つ6人が「SHOW―WA」だ。誰も名前も顔を知らない所から始まり、全国のイオンモールなどを転々。配ったチラシを手にとってもらえないことも少なくなかった。それでもフジテレビ「ぽかぽか」のエンディング曲を生歌唱する縁など恵まれ徐々に認知度は上昇。ついにレコード大賞の新人賞までたどり着いた。

 「決してきれいな道ではなかった。でもそれを一歩一歩進んだ結果です」

 もう一つ嬉しいことは伯父と同じ舞台に立ったこと。伊集院さんも23年に「特別功労賞」を受賞。青山は「伯父と同じ賞をもらえるのが本当に光栄です」と喜んだ。

 もちろん夢はレコ大で終わらない。「もっと大きな会場で、紅白歌合戦に…。夢はつきません。そのためにも決しておごることなく足下を見つめながら一歩一歩進んでいきたい」。37歳のルーキーの旅路は始まったばかりだ。(吉澤 塁)

 ◇青山 隼(あおやま・じゅん)1988年(昭63)1月3日生まれ、宮城県出身の37歳。高校時代に名古屋のU―18に所属。07年にU―20W杯の日本代表に選出。Jリーグでは浦和や徳島などで活躍。24年にSHOW―WAでメジャーデビュー。

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