宝塚・雪組トップ娘役・夢白あや、本拠地宝塚大劇場に別れ

[ 2025年12月14日 17:38 ]

宝塚大劇場に別れを告げた宝塚歌劇団雪組トップ娘役の夢白あや(左)と見送るトップスター朝美絢
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 来年2月22日の東京公演を最後に宝塚歌劇団を退団する雪組トップ娘役・夢白あや(ゆめしろ・あや)のサヨナラ公演「ボー・ブランメル/Prayer」が14日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎え約9年親しんだ本拠地に別れを告げた。

 本公演終了後に行われた約15分のサヨナラショーは、トップスター朝美絢(あさみ・じゅん)とのデュエットで「仮面のロマネスク」の「あなたがいるから」でスタート。昨年の「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」で熱演したマリー・アントワネット役での「王妃、その罪の先に」や「一番のお気に入り」とした「BONNIE&CLYDE」で演じたボニー・パーカー役での「How’Bout a Dance」などを披露。華やかな濃紺のイブニングドレスで客席降りも果たし、満員の客席の視線をくぎ付けにした。

 途中には次期トップ娘役の音彩唯(ねいろ・ゆい)とのデュエットも。最後は純白のトレンチコートを着た朝美と、2人のトップお披露目公演「愛の不時着」から「あなたが見つけられるように(もう一歩だけ)」を披露後、真っ白な衣装を着た雪組生全員と「ファッションの女王」を賑やかに歌い踊り幕を閉じた。

 最後には紋付きと緑の袴で最後の大階段を下り「ついに宝塚大劇場を卒業する時が来てしまいました」などとあいさつ。ワインレッドの胡蝶蘭やバラをあしらった花束を手に「この場所でたくさんの壁を越えてきました。それは決して一人では超えられなかった壁」などと周囲に感謝した。続けて「どこまでも追いかけて下さったファンの皆さまがいたから、私はこここでこうして輝いて走り続けてこれました。東京の千秋楽まで私らしく、この宝塚人生をまっとういたしたいと思います。本当にありがとうございました」と結んだ。

 朝美からも「大切な仲間である、本日大劇場を卒業する3名(夢白と杏野このみ、莉奈くるみ)。その美しすぎる姿に心からの拍手を送りたいと思います。おめでとうございます」などと言葉が送られ、客席からも大きな拍手が起こった。

 最後、4度目のカーテンコールは舞台袖から朝美と夢白が2人で登場。夢白はその間に「(卒業の)実感がなくて…。でも客席の皆さんも(洋服が)白いし。今日は1日幸せでした」などと感謝し、笑顔のラストステージとなった。

 夢白は東京都出身。2017年、103期生として初舞台を踏み、当初からその華やかな舞台姿が話題だった。宙組に配属直後の「神々の土地」新人公演でいきなり主要な役に抜てきされ、翌年には新人公演のヒロインに。20年に雪組に組替え後も順調に実績を積み22年12月、前トップスター・彩風咲奈の相手役としてトップ娘役に就任。彩風の退団後は新トップ朝美の相手役を務めてきた。

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