“部屋子のホープ”中村鶴松が幹部昇進 初代中村舞鶴襲名へ 来年2月「猿若祭」で「大きな変化」

[ 2025年12月2日 04:00 ]

「初代中村舞鶴」を襲名し、幹部に昇進する中村鶴松
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 歌舞伎俳優の中村鶴松(30)が来年2月の東京・歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」(2月1日初日)で、初代中村舞鶴(まいづる)を襲名し、幹部俳優に昇進することが2日、発表された。「一人でも多くのお客さまに新しい名前を覚えて頂き、これまでと変わらぬご声援を賜れましたら、この上ない喜びに存じます。この名を新たな一歩と致しまして、これからも一層藝道精進して参る所存で御座います」と気持ちを新たにスタートを切る。

 一般家庭出身で、2000年に本名の清水大希で初舞台を踏んだ。05年には故十八代目中村勘三郎さんの部屋子になり、中村鶴松を名乗った。以来、立役と女方に取り組み、舞踊でも成果を見せている。今年1月の新春浅草歌舞伎では「絵本太功記」光秀妻操と武智十次郎という女方と立役の大役を勤め、次代を担う「部屋子のホープ」として期待されている。

 新たな名前の「舞鶴」は、十七世勘三郎の俳名「舞鶴(ぶかく)」に由来。中村勘九郎(44)、七之助(42)兄弟が考案したという。
 鶴松は「鶴松という名は、師匠である勘三郎の父に名付けて頂き、皆さまにも鶴松、つる、鶴ちゃんと温かくお呼びいただき、ありがたくも長年かわいがって頂きました私にとりまして、大変愛着のある大切な名前でございます。その名を改めますことは、自分の中では誠に大きな変化であると感じております。勘九郎、七之助の兄たちが心を込めて考えてくださいました、私には身に余る、素敵なお名前でございます」と感謝を述べた。

 襲名する「猿若祭」は十七世中村勘三郎を中心に始まった中村屋ゆかりの興行だ。それだけに鶴松は「多くの思い出が御座いますこの興行で、新しい名前を襲名させて頂けますこと、この上ない喜びでございます。深く感謝申し上げるとともに、微力ではございますが、少しでもこの興行が素晴らしい舞台となりますよう、心を込めて勤めさせていただきます」と気を引き締めた。

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