【記者の目】紅白、視聴率低下傾向からの脱却へ 鍵握る“レジェンド”スター

[ 2025年11月15日 05:30 ]

第76回紅白歌合戦 出場歌手発表 ( 2025年11月14日 )

壇上に並んだ紅白出場歌手たち(撮影・村上 大輔)
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 発表された39組は、2部制になった1989年以降で最少。紅組に比べ白組は3組少ない。制作統括の篠原氏は「合戦形式につじつまが合うようにしたい」と出場歌手を追加する意向を明かした。

 最重要課題は平均世帯視聴率の低下傾向からの脱却だ。10~20代に向けた番組作りをした時期もあったが歯止めは利かなかった。一方で、最近の視聴率を押し上げてきたのは、40代以上が熱烈に支持するレジェンドたち。昨年初出場した「B’z」は、史上最低の視聴率となった2023年の31.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)から0.8ポイント上昇させるのに大きく貢献した。サザンオールスターズと松任谷由実らがコラボし「神回」と呼ばれた18年も前年より2%超アップした。

 NHK局内では「テレビを見ない若者よりも狙うべきターゲットは中高年」との声が高まった。18年の制作統括は昨年に続き、今年の番組作りにも関わっている。目玉になるであろう嵐の出場が見通せない中、成功させるために局側がレジェンドたちをいかに口説き落とせるか。80~90年代に活躍した歌手たちのサプライズ企画を実現させようと水面下で交渉が進んでいる。(音楽担当・吉澤 塁)

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