あべ静江 3年前に脳梗塞発症 自覚症状なしも…周囲が気づいた異変「顔全体に付けたり」

[ 2025年11月4日 17:02 ]

あべ静江
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 歌手あべ静江(73)が、4日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演し、脳梗塞からの復活について語った。

 73年に「コーヒーショップで」で歌手デビュー。清楚なルックスとつやのある歌声でまたたく間に人気歌手になり、ドラマ、バラエティー番組にも出演。翌74年には「みずいろの手紙」でNHK紅白歌合戦にも出場した。

 そんなあべが大病を患ったのが、22年だった。「メークしていて、普通、シャドーで使うようなブラウンを顔全体に付けたりしていたみたいで、その自覚症状は私にはないんです。(それまでの)数日間、全く何もない。予兆はないです」。メークの様子で異変に気づいた周囲のスタッフが救急車を呼び、病院へ。診断結果は多発性脳梗塞だった。

 自覚症状はなかったという。「(発症の)当日は、私にとっては“ハテナ”はないんですよ。周りの人間の方が感じてくれたようで、おかしいって」。脳の記憶、情報処理に関わる部分にダメージを受けており、発症から数日間の記憶は今もほとんど戻っていない。「その日は記憶がないです。私が覚えているのは、“救急車に乗ってから、ずいぶん時間がたつのに、まだここにいるんだ、この救急車は”って。その気持ちくらいしかないんですよ」。わずかな記憶をたどりながら話した。

 闘病生活は、持ち前のポジティブ精神で乗り切ったという。「マイナスなことは一切考えなかったんですけど、復帰してもう一度ステージへと、当たり前のこととして思っていました。当然戻るんだと。だから、どうしようという発想はなかったかもしれない」。さらに「なるべくプラス思考に持って行った方が、笑顔になれるように持って行った方がお得。沈んでいったら、沈んだ目線の先っていい物が見つからない気がする。それよりは上に向かって進んで行った方が絶対お得だもん」と、明るく語った。

 その成果あってか、発症からわずか2カ月という早さで歌手活動にスピード復帰。医師によると、通常は3~6カ月のリハビリが必要なケースが多いといい、驚異的な早さだった。

 あべは「わずか2カ月なんだけど、考えてみると、されど2カ月で、想像以上に長かった。あっという間じゃない?2カ月なんて、生きていたら」と、闘病生活を回顧した。

 九死に一生を得た今は、歌への向き合い方が変わったという。「1回1回歌うことに対しての真剣度は、前以上に増したと思う。もしかしたら、これが歌うことが最後になるかもしれないと、密かにどこかに沈めながら、歌っている気がします」と打ち明けていた。

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