玉川徹氏 経済界トップ招待の米国側主催の夕食会は「まさに朝貢」も「日本もしたたかだなと」思ったことは

[ 2025年10月29日 13:45 ]

テレビ朝日社屋
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 元テレビ朝日社員でジャーナリストの玉川徹氏が29日、コメンテーターを務める同局の「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。米国政府主催の日本の経済界のトップらを招いた夕食会についてコメントした。

 夕食会には経団連の筒井義信会長やトヨタ自動車の豊田章男会長、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長らが出席。米国政府が主催するという異例の夕食会で、関税交渉で日本側が提案した500億ドル(約80兆円)に及ぶ対米投資に興味を示す、電機、商社、金融、航空など幅広い業種のトップが招待を受け、集まった。

 夕食会の前には、式典でラトニック商務長官が各企業が検討する投資を一人一人紹介する場面もあった。

 玉川氏は「ちょっとあんまり情緒的な話はしない方がいいかなと思いつつ」と前置きしつつ「さっき読み上げてたじゃないですか。東芝何何とか…」とラトニック商務長官が各企業が検討する投資の内容を読み上げたシーンについて指摘。「まさに“朝貢(ちょうこう)”ってああいう感じだったんだろうなって。“どこどこの国からはこういう贈り物”“どこどこの国からはこういう贈り物”っていうふうに読み上げていたっていう、昔の中国のドラマなんかで見るので、朝貢だなあというふうに僕には見えたんだけど」と見解を示した。

 「ただ、日本政府も若干したたかだなと思うのは、僕はちょっと深読みのしすぎなのかもしれないけども、(日米間の投資に関する共同ファクトシートの中で)フワっとさせているっていうのはフワっとしていていいのかもしれないと思っているんじゃないかなって、トランプ大統領は」と指摘。「最大のポイントは支持者に対するアピールなので、実際にこれが本当に動いていって、80兆とか60兆円ってお金がアメリカに投下されるってことが現実になかったとしても、こういうふうなアピールができればいいんじゃないかと、中間選挙前に、というふうにもちょっと見えるんですよね」とした。

 「だから、ラトニック商務長官が日本側は損失リスクゼロだって言うんですよ。そんな投資ありませんから。損失リスクゼロの投資っていうのは投資しないことだから。物凄く深読みすると、結局あんまりお金行かないんじゃないかとというふうにすら僕には思えるんですけど」と話した。

 これに、テレビ朝日政治部官邸キャップの千々岩森生氏も「そんなに深読みじゃなくて、その要素は多々あると思います。あと、民間企業ですから、採算が合わないこと絶対やらない。そこはあえてフワッとしていて、でもそれでフワッとしててもいいとトランプさんも思ってるだろうなと日本政府も思ってます」とした。

 玉川氏は「うまいですよね。要するに今回、日本側の官僚たちはうまくやった」と評価。「要するに“あなたが関税の代わりに欲しいのは支持者のアピールでしょ”というところまで読んで、こういうふうなことをやってきたと」とした。

 フリージャーナリストの浜田敬子氏も「ラトニックさんが読むあそこのシーンが一番大事だったと。あれがアメリカのテレビで流れることが大事だと」と納得。玉川氏は「だからまさに朝貢を見せつけることが重要だったと」と見解を示した。

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