NHK稲葉会長 人気集めた朝ドラ「あんぱん」を評価「平和とは何かと」「本当に良かったなと思う」

[ 2025年10月16日 14:42 ]

 NHKの稲葉延雄会長が16日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、9月26日に本編最終回(第130話)を迎えたNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)についてコメントした。

 稲葉会長は「おかげさまで、多くの方に楽しんでいただいたという風に思ってます」と感謝。
「おかげさまで、多くの方に楽しんでいただいたという風に思ってます。え、やっぱりやなせたかしさんとのぶさんの夫婦が『アンパンマン』を世に送り出す中で“正義とは何か”あるいは“平和とは何か”ということを視聴者に問いかけ、多くの視聴者の皆さんも、そのお答えに共鳴していらっしゃるような感じが受け取られて、本当に良かったなと思います」と話した。

 「世界的にはウクライナ紛争などで世界平和への道は遅々としているわけですが、そういった中でやっぱり世界中の多くの人たちが、“平和とは何か”と思うことが、やっぱり世界平和に結びついていくのではないかというふうに思う。そういう意味で、今のやなせさんとのぶさんが語り尽くしたこと。これは大変意義深いし、番組で“平和とは何か”を深く深く問うという姿勢に、今日このことができるのが意義があるというふうなメッセージに、多くの人たちが共鳴してくれているんではないかと、大変ありがたい」と話した。

 同作は最終回で平均世帯視聴率18・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。第68話(7月2日)の17・8%を0・3ポイント上回り、番組最高を更新。番組初の18%台で有終の美を飾った。物語の舞台となった地元・高知地区は28・5%(個人16・6%)。ご当地の盛り上がりが数字に表れた。

 また、同時・見逃し配信サービス「NHKプラス」における視聴数が、期間平均(全話平均)&単話(1話)ともに、歴代連続テレビ小説・大河ドラマ含む同局の全ドラマの中で過去最多をマーク。「あんぱん」全130話の平均視聴UB(ユニーク・ブラウザ)数は60・4万を記録。従来の全話平均1位だった2024年度前期の朝ドラ「虎に翼」(全130話)の49・6万UBを大幅に更新した。

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、戦争に翻弄されながら激動の時代を生き抜き、「逆転しない正義」にたどり着く柳井夫妻、のぶと嵩の軌跡を紡いだ。

 最終回は、柳井のぶ(今田美桜)の手術が終わり、1週間後。柳井嵩(北村匠海)が駆けつけると、のぶのベッドは「アンパンマン」のぬいぐるみにあふれ…という展開だった。

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