【キングオブコント】無冠返上!ロングコートダディが万感初優勝 トップバッターVは史上3組目

[ 2025年10月11日 21:50 ]

<キングオブコント2025>18代キングに輝いたロングコートダディの堂前透(左)と兎(撮影・篠原岳夫)
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 コント芸人の頂点を決める「キングオブコント2025」が11日、TBS「お笑いの日2025」内で生放送され、2年連続4度目の決勝に進んだロングコートダディが初優勝し、賞金1000万円を獲得した。トップバッターからの優勝は東京03、シソンヌに続き3組目。10組がネタを披露する形式では東京03以来となった。

 ファーストステージはトップの474点、ファイナルステージも471点でトップを守り合計945点で悲願の頂点に輝いた。

 ついにたどり着いた賞レースの頂点。歓喜の瞬間、リアクションは対照的だった。「わーい!」と子供のようにはしゃく堂前。対する兎は、感無量の様子で目を潤ませ堂前の肩に顔を埋めた。そして、涙をこらえるように唇をかみ締めた。

 点数が出にくいと言われる1番手の不利も克服。09年の東京03、14年のシソンヌ以来、3組目の先頭バッターVを成し遂げた。最初のネタは、地上に修業に来た地底人(兎)と少年(堂前)の物語。無邪気な質問を次々繰り出す子供と、いちいち大人げない反論を続ける地底人とのかみ合わない掛け合いを展開した。感動ストーリーに持って行くむちゃな展開で、笑いを量産。いきなり474点という高得点をたたき出し、後続を焦らせる状況に持ち込んだ。

 や団、レインボーとの最終決戦では、意識高い系の女(兎)が、ベンチで泣いている警察官(堂前)を慰めるネタで勝負。勇気づけようと放った一言がもたらす衝撃展開で、スタジオをどよめきと笑いに包んだ。

 堂前透(35)、兎(37)による漫才、コントの二刀流コンビが、ついに無冠を返上した。M-1グランプリは22年に3位、キングオブコントは昨年、ラブレターズにあと1点、届かず準優勝。さらに今年のダブルインパクトも準優勝。トリプルファイナリストになったが、頂点にはあと一歩、届かなかった。堂前は「早くこの挑戦を終わらせたい」「そろそろ100点出したい」と悲願の優勝を誓っていた。その大願が、ようやく成就。「明るくハッピーな大会にしたい」という兎の願い通りの“ハッピーエンド”となった。
審査員の飯塚悟志(東京03)は、「ずーっとおもしろかったので、やっと優勝したかって感じですね!」と、実力に見合った新王者を笑顔で祝福した。

 「キングオブコント2025」は史上最多3449組がエントリーし、コント芸人のNo.1を争った。準決勝では、かが屋、男性ブランコ、蛙亭、コットン、ザ・マミィ、ななまがり、モンスターエンジンと実力派が落選。対照的に初出場が5組とフレッシュな顔ぶれとなった。決勝大会はトム・ブラウン、ベルナルド、元祖いちごちゃん、レインボー、青色1号、しずる、ファイヤーサンダー、ロングコートダディ、うるとらブギーズ、や団が出場。優勝者にはコント王者の称号と、賞金1000万円が与えられる。昨年はラブレターズが優勝した。

 MCは「ダウンタウン」浜田雅功、進行はTBS日比麻音子アナウンサー。審査員は飯塚悟志(東京03)、小峠英二(バイきんぐ)、秋山竜次(ロバート)、山内健司(かまいたち)、じろう(シソンヌ)が務めた。

 ◇ロングコートダディ 堂前透(35)、兎(37)の2人で2009年に結成。コンビ名は「カレー」「ソテー」と変遷を経て現在の名前に。ボケ、ツッコミはネタによって変幻自在。いったんは解散したが、13年に再始動した。コントとの二刀流コンビで、キングオブコントは昨年、ラブレターズに惜敗し、準優勝。M-1グランプリは21、22年と2度決勝大会に進み、22年の3位が最高成績。吉本興業所属。

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