渋谷駅前でもらった1枚のビラ――トマラナイ チヒロをSOMOSOMOに導いた“運命の出会い”

[ 2025年10月4日 15:00 ]

【画像・写真2枚目】ネットのリアルを切り取った――トマラナイ チヒロが挑む、SOMOSOMO最尖端の歌詞(撮影・アオイ アオネ)
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 7人組アイドルグループ「SOMOSOMO(ソモソモ)」のトマラナイ チヒロがスポニチ東京本社でソロインタビューに応じ、自身のアイドル人生を振り返った。芸能界への憧れを胸に秘めながらも、家族の反対で言い出せなかった少女時代。最終審査まで進んだオーディションで落選し、「悔しい。絶対に目指す」と逆に火がついたのが始まりだった。(「推し面」取材班)

【トマラナイ チヒロ連載①】ネットのリアルを切り取った

 転機は渋谷駅前の雑踏で訪れた。差し出された1枚のビラを手に取った瞬間、鮮烈な色彩が目を射抜いた。それはSOMOSOMOのメンバーから手渡されたフライヤー。どこか反骨心すら漂わせるビジュアルに思わず足が止まった。

 「当時は私も別のグループでアイドル活動をしていたのですが、こんなにカラフルでポップなグループいるんだって衝撃を受けました。すぐにYouTubeでライブ映像を見て、SNSでも情報を追いかけるようになりました」。まさに運命を示す出会いだった。

 芸能界への憧れは幼少期から。厳格な母親に隠れて受けたオーディションでは、緊張のあまり嗚咽をもらしたことも。高校時代に念願のアイドルデビューを果たしてからは、複数のグループを経て今に至る。「我ながら継続力あるなって思います」と、笑みを浮かべて胸を張る。

 音楽事務所WACKのオーディションに挑戦するため、初めての所属グループを離れた。だが、結果は不合格。進む道を見失っていた矢先、SOMOSOMOが3年ぶりにメンバー募集を開始していた。「これはもう、運命だと思いました」。応募を決め、合格。渋谷WOMBのステージで新たな一歩を踏み出した。

 「前の活動では体力がしんどいなんて思ったことなかった。でもSOMOSOMOに入ったら歌う余裕もないくらいしんどすぎて。“この運動量、ヤバい”って。追いつくまで半年かかりました」

 それでも続けてこられたのは、自分の中の強みを信じているからだ。「続けたもん勝ちだと思ってます。会場が少しずつ大きくなると、『やっぱりやってきてよかった』って思えるんです」

 一方で、担当カラーのピンクをどう体現するか悩んだ時期もあった。「前任者が辞めてから空白の色だったので、SOMOSOMOのピンクってどんな感じか考えすぎて、自分の見せ方が分からなくて苦しかった」。そんな時に支えてくれたのは、大好きなバンドのライブだった。「超☆社会的サンダルやGEZANの音楽を聴いてこうなりたいって刺激をもらいました」

 渋谷駅前でもらった1枚のビラから始まった縁が、チヒロを導いた。積み重ねてきた時間と続ける強さが、SOMOSOMOの“ピンク”を築き上げていく。

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