髙石あかり“ばけ”て朝ドラ出る「温かい気持ちになる作品に」 NHK「ばけばけ」29日スタート 

[ 2025年9月27日 07:00 ]

笑顔を見せる髙石あかり(撮影・大城 有生希)
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 NHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~金曜前8・00)が29日にスタートする。放送開始を前に、ヒロインの髙石あかり(22)が本紙などの取材に応じた。「日々を恨めしく思っている方でも、毎朝を温かい気持ちになってもらえる作品になっています」と力を込めた。

 怪奇文学作品集「怪談」を発表した明治の文豪、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンとその妻、小泉セツをモデルとした物語。初回放送では冒頭から、ろうそくの前でおどろおどろしく怪談を語り聞かせるヒロインの姿が描かれる。

 髙石自身も怖い話が大好きで「怪談やホラー。その手の話は結構好きなんですよ。ふふふ…」と不敵な笑みを浮かべた。今作をきっかけに八雲の「怪談」にハマり、中でもお気に入りは「雪女」と「おしどり」。どちらも女の情念が化けて出てくる物語だ。「怖いだけじゃなく、人の欲や愛情も丁寧に描かれている。人の執念の深さにはドキリとさせられますよね」と熱っぽく魅力を語った。

 小学生の時から女優になることを夢見ており、当時から将来の目標は朝ドラのヒロインだった。芸能生活はキッズダンサーから始まり、やがて女優業に進出。目の前の役に全力で取り組み続け、着実に地力をつけてきた。今回のヒロインオーディションは3度目で、演技審査に備えてイメージを膨らませるため八雲の「怪談」を丸暗記して挑んだ。

 そんな執念で勝ち取った大役。最終候補には人気女優も残っていたが、「(髙石が)入ってきた瞬間に決まったと思った。満場一致だった」(制作関係者)というほどの存在感。髙石は「小学4年生の時に先生とした“いつか朝ドラヒロインになる”という約束をかなえられた」と有言実行してみせたことに胸を張った。

 現在はセツの自伝「思ひ出の記」を何度も読み込んで撮影に臨んでいる。「八雲さんへの愛の深さ、女性としての強さ。それは私の憧れの女性像」と役を通じて自身も成長することを願っている。これから約半年間の物語がスタート。「撮影が終わった頃には体力オバケになっているかな」とはにかんだ。(吉澤 塁)

 ◇髙石 あかり(たかいし・あかり)2002年(平14)12月19日生まれ、宮崎県出身の22歳。14年に「キラットエンタメチャレンジコンテスト」でナルミヤオンライン賞を受賞し芸能界入り。主な出演作は舞台「鬼滅の刃」シリーズ、映画「わたしの幸せな結婚」(23年)、TBSドラマ「御上先生」(25年)など。身長1メートル60。

 ▽「ばけばけ」 没落士族の娘・松野トキ(髙石あかり)が、怪談好きの外国人英語教師ヘブン(トミー・バストウ)と出会い、言葉と文化の壁を越えて絆を築いて夫婦となる物語。明治時代の松江市が舞台。脚本はテレビ東京「バイプレイヤーズ」などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌は「ハンバート ハンバート」の「笑ったり転んだり」。

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