藤井王座 神戸対局7連勝でストップ 王座戦連勝も7で止まる

[ 2025年9月18日 22:01 ]

王座戦第2局に敗れた藤井聡太王座(右)
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 将棋の藤井聡太王座(23)=王将など7冠=が挑戦者に伊藤匠叡王(22)を迎える第73期王座戦5番勝負は17日、神戸市「ホテルオークラ神戸」で第2局が指され、後手・伊藤が116手で勝利した。藤井は対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 47分から32分足らず。持ち時間5時間制の残り時間から、大半を投じた伊藤の指し手に幻惑された。藤井の77手目、敵陣で働きの悪くなった馬を天王山へ引き付け、伊藤陣をにらみ直した。この馬引きに、伊藤は自陣の銀をぶつけて退去を促すのではなく、引いた。

 「(銀引きが)見えてなくて、寄せの構想が立たないまま指してしまった」

 藤井は終局後、足を運んだ大盤解説会場でも「それ以降、反省点の多い将棋になってしまった」と語った。熱戦のターニングポイント。投了直前は天を仰ぎ、ため息を繰り返した。

 通算8局目となる神戸対局の初黒星だった。藤井が通算6期獲得した王位戦7番勝負は毎年度、有馬温泉「中の坊瑞苑」であり6戦全勝。王座を奪取した一昨年度、同じ「ホテルオークラ神戸」でも第2局を制した。その連勝が7で止まった。

 加えて王座戦5番勝負における連勝も7でストップした。「残り時間が少なくなってから指し手の精度がかなり急激に落ちてしまった。その辺りを反省して次の対局に臨みたい」。32度タイトル戦に臨み、獲得31期。唯一の失冠が、一昨年度叡王戦でその相手が伊藤、そして同じチェスクロック方式。絶対王者の死角なのかも知れない。第3局は30日、名古屋市の名古屋マリオットホテルアソシアで指される。

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