ano 日本武道館で初の単独公演で涙の感謝 1万2千人のファンに「死ぬことを諦めてくれてありがとう」

[ 2025年9月3日 21:00 ]

<ano 日本武道館公演「呪いをかけて、まぼろしをといて。」>歌唱するano(C)横山マサト
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アーティストのano(年齢非公表)が3日、東京・日本武道館で初の単独公演を行った。

 ヒット曲「ちゅ、多様性」でスタートすると、会場は大歓声に包まれた。「F Wonderful World」では力強く熱唱し、1万2000人の観客に向け、「愛してる!ありがとう!」とありったけの声で感謝を伝えた。

 人気アニメ「タコピーの原罪」のオープニング曲「ハッピーラッキーチャッピー」では、同作の主人公を思わせる小学校の机と椅子のセットで、裸足のまま弾き語りした。

 今年でソロとしての音楽活動が5周年を迎えるano。この日は、デビュー曲「デリート」を含む20曲を披露した。ポップなダンスナンバーから、シャウトやデスボイスを響かせるロックミュージックまで幅広く表現。骨のような翼をつけたドレスや、キュートな着せ替え人形風のフリルワンピースなど、楽曲によって衣装も七変化し、アーティストとしてのanoを余すことなく堪能できる公演となった。

 アンコールでは、この日のために書き下ろした新曲「ミッドナイト全部大丈夫」もパジャマ風の衣装で初披露。そして、anoは「もう一人の自分に、“お前は幸せになるな”、“お前は普通じゃないから”と言われるような感覚があって、それとともに生きてきました」と語り、武道館公演の経験者から「武道館は厳しいと思う」と言われた過去を告白した。「誰かの希望になるとかではなくて、復讐をするためにこの仕事を始めました。僕は人生をかけて復讐をしているんです」と決意を口にし「あなたたちが死にたいと思ったとき、消えたいと思ったとき、逃げたいと思ったとき、死ななかったからここにいます。そのとき死ぬことを諦めてくれたから、僕が君とここで一緒にいることができてるので、あのとき諦めてくれてありがとう。僕は、武道館でこれを言いたかったです。生きてきてくれて、ここまで来てくれて本当にありがとう。これから絶対大丈夫です。ついてきてください」と涙で震える声で呼びかけた。

 全てのパフォーマンス終了後、大型ビジョンで自身初の全国ホールツアーを来年3月から5月にかけて開催することが発表された。

 「ミッドナイト…」などを収録した、公演タイトルを冠したシングル「呪いをかけて、まぼろしをといて。」は、4日に発売される。

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