藤井王位 第5局に敗れ、対永瀬九段のタイトル戦初の2敗目で連敗 タイトル戦3番目に早い投了

[ 2025年8月27日 17:29 ]

王位戦第5局で永瀬拓矢九段(右)に敗れ、3勝2敗とした藤井聡太王位
Photo By スポニチ

 将棋の藤井聡太王位(23)=王将など7冠=が挑戦者に永瀬拓矢九段(32)を迎える第66期王位戦7番勝負は27日、徳島市の料亭「渭水苑」で第5局2日目が指し継がれ、先手・永瀬が91手で勝利した。永瀬は19、20日、福岡県宗像市での第4局に続く連勝で対戦成績を2勝3敗とした。

 藤井にとっては永瀬との5番勝負、7番勝負合わせて6度目のタイトル戦で初めての連敗でしかも2敗目。公式戦での連敗も、昨年2月10日、永瀬との朝日杯決勝と12日、佐々木勇気八段とのNHK杯決勝以来1年半ぶりだった。

 「前局、本局よくない内容の将棋が続いてしまった。形勢判断が甘かったかなと思う。課題の残る一局だった」

 終局後、敗因に「端攻めが威力がなかったのが誤算」を挙げた。穴熊に潜った永瀬王の頭上、9筋の端攻め。1日目昼食休憩前の66手目で歩をぶつけてから、さらに取り込むことも逆に取られることもないまま放置された。1日目午後、2日目の戦いを通じてもさらなる有効な攻め筋を発見できなかったからと言えそうで、投了図に残ることになった。

 さらには封じ手直前、自身は1時間41分、永瀬は2時間39分長考し合って3筋と1筋に角を打ち合った。「1日目で苦しくしてしまった」。形勢を悲観して臨んだ2日目の戦いだったからだろう。投了時刻午後3時47分は自身のタイトル戦3番目の早さ。8月、夕闇にはまだ早い白昼の投了が消化不良を物語った。

 第6局は9月9、10日に静岡県牧之原市「平田寺」で指される。その直前、4日にはシンガポールで伊藤匠叡王(22)を挑戦者に迎える王座戦第1局が待ち受ける。王位戦は3連勝から連敗。思わぬダブルヘッダーとなった。

続きを表示

「永瀬拓矢」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年8月27日のニュース