「あんぱん」再びOP映像&主題歌なし“異例”演出!のぶ苦悩は普遍的&嵩との言葉「ありのまま」CP狙い

[ 2025年8月22日 08:15 ]

連続テレビ小説「あんぱん」第105話。「何者にもなれんかった」と語る柳井のぶ(今田美桜)の手を握り、柳井嵩(北村匠海)は「のぶちゃんはそのままで、最高だよ」――(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は22日、第105話が放送され、ついに“おじさんアンパンマン”の誕生が描かれた。最終盤へ向かう前のヤマ場回。戦争パートの第59話(6月19日)に続き、オープニングタイトルバック映像(OP映像)とロックバンド「RADWIMPS」による主題歌「賜物」がない“異例”演出が今作2回目の採用となった。制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサー(CP)に狙いを聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第105話は、柳井嵩(北村匠海)との近距離別居生活が長引く中、登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の由来を聞いた柳井のぶ(今田美桜)は一人、山へ向かう。頂上へ力強い足取り。大自然の息吹を感じながら嵩のことを思う。一方、嵩は久々に漫画を描き始める。のぶの言葉が脳裏に甦り、たちまち没頭して鉛筆を動かし…という展開。

 「やなせ氏の名前の由来」「暢さんは登山が趣味」の史実をフックに、中園氏が“おじさんアンパンマン”の過程を巧みの創作。ドラマオリジナルの劇的展開となった。

 倉崎CPは「のぶが帰宅した後の嵩との会話はとても重要で、のぶにとっては『うちは何者にもなれんかった』という苦しみを吐露しますが、こういった悩みを抱えている人は今の世の中でも多いと感じていて、普遍的なテーマなんじゃないかと。だからこそ、のぶと嵩の想い、2人のありのままの言葉をなるべくカットせずに残したかったですし、“おじさんアンパンマン”も誕生するということもあり、本編にできる限り尺を使いたく。第21週担当演出の野口(雄大)監督も同意見で、この回はタイトルバック&主題歌なしの決断をさせていただきました」と明かした。

 25日から第22週「愛するカタチ」に入る。

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