広陵出場辞退での高野連の対応に東大准教授が私見「甲子園のあり方自体を見直す時期に来てると思います」

[ 2025年8月12日 17:34 ]

 東京大学准教授で経済思想・社会思想が専門の斎藤幸平氏(38)が11日放送のTBSの報道番組「news23」(月~木曜後11・00、金曜後11・58)に出演。第107回全国高校野球選手権(甲子園)に出場していた広陵(広島)が大会期間中に出場辞退したことを受け、高野連の対応について私見を述べた。

 番組では1月に起こった部内暴力などの問題をめぐり、広陵が大会期間中に異例の出場辞退となったことを取り上げた。大会直前に部内暴力の告発がSNSで拡散され、騒動の発端となった。10日に行われた同校校長の会見では生徒へのつきまとい、SNSでの誹謗(ひぼう)中傷や寮への爆破予告にまで発展したことも伝えられた。

 小川彩佳キャスターから「大会中の辞退ということになってしまいましたけれども、何かもっと適切な対応のチャンスはなかったのかと考えてしまいます」と投げかけられた斎藤氏は、「いや、あったと思いますよ」と即答。「高野連は最初の段階で調べるべきだった」と続けた。

 「私も体育会系でしたので分かるけど、多少の理不尽なこととかあるけれども、これは転校とか相当ひどいことが起きてるわけです」と指摘。「なのに、高野連はその調査を十分にしなかった。女子はプレーしちゃいけないとかそういうことにはいちいちうるさいくせに、いじめとか暴力に対しては弱腰、こういうよくないダサい組織は一回解体して、甲子園のあり方自体を見直す時期に来てると思いますね」と私見を述べた。

 また、SNSで真偽不明な情報が拡散し、誹謗中傷や爆破予告にまで発展し、大会期間中の出場辞退の前例となったことにも触れ、「SNSにはよくない面もありますけど、見方によっては高校側とか高野連側が隠ぺいしてきた面もあると思うし、純な調査が行われなかったから、どうしても変えるためにはSNSに被害者側がもしかしたら頼らなければならなかったのかもしれない」と被害者をおもんぱかった。「まずは被害者のプライバシーや心のケアを一番に考えてほしいと思いますね」と語った。

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