金子恵美氏 石破首相の戦後80年見解発出に反対「謝罪外交はいったん打ち止めとしたのに…誰得なのか」

[ 2025年8月9日 16:31 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(47)が9日、日本テレビ・読売テレビ系「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」(土曜前11・55)に出演し、石破茂首相による戦後80年に合わせた見解表明についてコメントした。

 石破首相は4日の衆院予算委員会で「風化を避け、戦争を二度と起こさないための発出は必要だと思っている」と述べ、見解表明に前向きな姿勢。6日の会見では「どうすれば戦争が起こらないのかということを50年談話、60年談話、70年談話を踏まえた上で、考えていきたい」と語った。形式や表明時期については「よく考えたい」としている。

 見解を出すべきか、出さないべきかでスタジオの識者の見解が割れる中、金子氏は「出さないべき」の札を手に。「談話であろうが見解であろうがメッセージを出すこと自体が意味を持つことになってしまう。今回は閣議決定を経ないということであれば、少しライトなメッセージ、見解としたいのかもしれないが受け止める側は重みは一緒。言葉が独り歩きしていくことによっての影響をどうお考えなのか」と1つ目の理由を説明した。

 そして石破首相が発出に意欲を示していることについて「出すことに強いこだわりをお持ちだと思うが、出すことに意義があるみたいなことでは80年という区切りの時の総理としてのお立場表明としてはそう簡単な、そんな単純なことではない」とし、「私はそこに不安を覚えている」と懸念を示す。

 さらに「対外的なメッセージということに関しては、安倍総理の70年の時に、それまで引き継いできた深く反省をしているということと心からのおわびということを踏襲しているが、決定的な違いは未来に対して次の世代への言及があったこと。これはとても大きなことで、結びの前文の部分が一番安倍さんの思いが強かったのではないかと思っていて」と2015年に当時の安倍晋三首相が出した首相談話に言及。

 安倍氏は70年談話で「反省とおわび」に言及しつつ「戦争に関わりのない世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と強調した。

 金子氏はそれを踏まえて「そこで謝罪外交はいったん打ち止めなんだとしているのに、もう一度過去に戻すっていうのは誰得なのか。あえていうならば諸外国は利することがあるかもしれないが、次の世代の日本人にとっては何も得ではないと思う」と私見を述べた。

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