岸博幸教授 コメ政策転換の遅れに見る自民不信「スピード感のないことばかりやっているから」

[ 2025年8月6日 15:30 ]

 経済学者で慶大大学院の岸博幸教授(62)が6日、文化放送「くにまる食堂」(月~木曜前9・00)に生出演し、政府がコメの安定供給に向け5日に開いた閣僚会議を受けて、自身の見解を示した。

 石破茂首相はこの1年で起きたコメ不足と価格高騰を受け、事実上の減反政策が続いたいた状況を転換し、コメ増産に舵を切る方針を表明した。

 このニュースに岸氏は「関係閣僚会議で、コメ政策を転換すると決めたと。一言で言わせてもらうと、“遅いよ、何やってるんだよ”と」と苦言を呈した。

 7月の参院選で自民党改革を訴え、あえて自民から出馬したものの落選した岸氏。選挙戦では、自民が有権者から見放されている状況を実感したという。「じゃあ何でここまで自民党が見放されちゃったのかというと、政治とカネの問題も多少はあるんですけど、圧倒的に多かったのが、“物価が上がり出して数年たっているよね。自民党政権が何もしないから、全然生活が楽になってないよ”と」と、絶望的なスピード感のなさを指摘されたという。「結局、自民党政権が続いても、物価が上がっても苦しくなる一方で変わらない。だから自民党はダメだという意識は、皆さん凄く持ってらっしゃる」と解説した。

 そのスピード感が如実に表れたのが、今回のコメを巡る政策だという。「冷静に考えると、お米の値段は1年前に上がっているんですよ。そういう中で対応が全然遅れちゃって。小泉(進次郎)さんが農水大臣になって、備蓄米放出で多少、価格が下がったのはあるけど、1年たってようやく減反をやめるとか、当たり前、やらないといけない政策がやっと決まったのかと。もっと早く決められたじゃんと」と訴えた。

 慎重な協議を続けた結果とも取れるが、岸氏は「こんなことばかりやってるから、ゆったりゆったり、スピード感のないことばかりやっているから、自民党は国民から見放されるんじゃないかなと個人的には思いますね」と、自民不信の原因を指摘していた。

 岸氏によると、このスピード感は役人主導の部分もあるという。「この農林水産省、役人主導の、残念ながらどうしようもないスピード感のなさに政治は付き合っていちゃダメでしょうという気がしますよね」と、厳しい言葉を続けた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年8月6日のニュース