「あんぱん」CPも驚き!釜じい“締め台詞”「ほいたらね」ヤムさん再登場のタイミング「必然的」作劇裏側

[ 2025年7月18日 08:15 ]

連続テレビ小説「あんぱん」第80話。屋村草吉(阿部サダヲ)は6年ぶりに朝田家を訪れたものの…(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日、第80回が放送され、風来坊のパン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)が待望の再登場を果たした。制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサー(CP)に作劇、撮影の舞台裏を聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第80回は、朝田釜次(吉田鋼太郎)の葬儀が営まれる中、屋村草吉(阿部サダヲ)が6年ぶりに朝田家に現れる。葬儀が済み、若松のぶ(今田美桜)は出社。東海林明(津田健次郎)から思いもよらないことを告げられ…という展開。

 最後の対面こそ叶わなかったが、釜次の葬儀には間に合った草吉。再登場のタイミングについて、倉崎氏は「いつがベストなのか、チーム内で議論を重ねる中で、やはり釜次を見送る場には草吉がいてほしい、という結論に達しました。釜次の死を知らないまま、草吉が再登場する展開は違うな、と。草吉にとって釜次は、乾パンを作りたくない理由、自身の戦争体験を吐露した唯一の相手ですから(第46回・6月2日)」と明かした。

 夜、草吉は釜次が造った石窯に触れ、深々と一礼した。

 「口は悪く、言い合う仲でしたが、草吉は同じ職人として昔から釜次のことは敬っていて。阿部さんの一礼、表情と佇まいから、喪失感はもちろん、石職人を全うした人生への敬意や肯定が伝わってきて、グッときました」

 そして、朝田家は再び、草吉が作るあんぱんに勇気づけられる。酒種も異なり、材料もトウモロコシの粉とイモの餡。たとえ“あんぱんもどき”でも――。

 「草吉のあんぱんが朝田家の心を救い、支えになるのは月日が経っても一緒。そこは大事にしたいとチームで考えてきたので、必然的にこの流れになりました」

 “弔いの釜じいあんぱん”に朝田家と嵩は笑顔。そして、この回のラストシーンは釜次の遺影。吉田が優しい声で「ほいたらね!」――。

 のぶをはじめ登場人物があいさつなどの会話の流れとして「ほいたらね」と口にしたことはあるが、“決め台詞”として言うのは今回が初。「初稿を読んで驚かされました。(第79回・7月17日で)釜次の今際(いまわ)の際は描かず、声で1週間を締めくくるとは。すぐに大賛成しました」と中園脚本を絶賛した。

 21日から第17週「あなたの二倍あなたを好き」に入る。

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