映画「渇愛」が遠野なぎこさん悼む「強さ、優しさを決して忘れません」同作品の舞台あいさつが最後の公の場

[ 2025年7月17日 14:50 ]

遠野なぎこさん
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 女優の遠野なぎこ(とおの・なぎこ、本名青木秋美=あおき・あきみ)さんが死去したことが17日、分かった。45歳。親族が遠野さんのブログを同日更新し、公表した。4月28日に行われた映画「渇愛」(5月16日公開、監督岩松あきら)の舞台あいさつが最後の公の場となった。訃報を受け、「渇愛」の公式Xが遠野さんを追悼した。

 「渇愛」の公式Xで「映画『渇愛』の完成披露上映会に特別ゲストとしてご登壇くださった遠野なぎこさんが、7月3日に急逝されました。4月28日の舞台挨拶では、ご自身の経験を通じて「摂食障害」と真摯に向き合いながら、涙ながらに若い世代へのメッセージを届けてくださいました。そのお姿、その言葉、その勇気に、私たちは深く心を打たれました」と伝えた。

 続けて「あの時間は、映画のテーマである「痛みを抱えて生きること」と深く重なり、多くの観客の心に届いたと信じています」とし、「遠野さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。そして、その強さと優しさを、私たちは決して忘れません」と故人を悼んだ。

 関係者によると、都内の遠野さん宅で女性の遺体が見つかったのは3日午後。その後、遠野さんと確認された。

 17日に遠野さんの公式ブログが更新され、遠野さんの親族が「このたび、遠野なぎこ(享年45歳)が永眠いたしましたことをご報告申し上げます」と発表。「故人の名誉のため、死因についてもご説明申し上げます。現在、警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません」と死因についても説明した。

 続けて「故人は、生前も大切な愛猫のために日々懸命に生きておりました。どうか、皆さまにおかれましても、その想いをご理解いただけますと幸いです」と呼びかけ。

 また遠野さんがたびたびSNSなどで披露していた愛猫・愁くんについては「無事に保護され、現在は安心できる環境で元気に過ごしております。どうぞご安心ください」と状況を伝えた。

 「突然のことで、関係者の皆さまにはご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。あわせて、これまで故人を支えてくださった皆さまに、心より御礼申し上げます」と感謝。葬儀については「近親者にて執り行う予定」とした。

 最後に「故人は俳優業に真摯に向き合い、さまざまな困難と闘いながら、懸命に生き抜いてまいりました。その姿を、私たち親族一同、深く尊敬し、心から誇りに思っております。令和7年7月17日 遠野なぎこ 親族一同」と結んだ。

 1991年にテレビ朝日「鳥人戦隊ジェットマン」に本名である青木秋美の名でデビュー。94年テレビ朝日「嫁の出る幕」から遠野凪子を名乗り、95年のTBSドラマ「未成年」で一躍注目を浴びた。99年にNHK連続テレビ小説「すずらん」でヒロインを演じた。2001年公開の映画「日本の黒い夏-冤罪」で日本映画批評家協会新人賞を受賞。10年に現在の芸名に改名した。

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