中村勘九郎 父勘三郎さんの当たり役「研辰」に挑む 「自分はやらないと思っていた」

[ 2025年7月17日 20:26 ]

稽古場で写真に納まる(左から)中村七之助、中村勘太郎、中村長三郎、中村勘九郎、脚本・演出の野田秀樹氏、松本幸四郎、市川染五郎
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(43)が17日、都内で「八月納涼歌舞伎」(8月3日初日、東京・歌舞伎座)第3部「野田版 研辰の討たれ」の取材会を行った。

 2005年以来20年ぶりの上演。野田秀樹氏(69)が脚本、演出を手がける野田版歌舞伎の第1弾で、父の十八代目中村勘三郎さんが襲名披露公演で演じるなど当たり役とした演目だ。勘九郎は「自分はやらないと思っていた。父のを見て、これは手を付けられないと思った。革命的な舞台、それをできることがうれしい」と心境を吐露した。

 その上で「SNSの普及などで、群衆の怖さがより濃くなってしまった今、やる意味がある」と上演の意義を強調した。

 初演と勘三郎さんの襲名披露狂言で勘九郎(当時は勘太郎)と松本幸四郎(52・当時は市川染五郎)が演じた役は2人の息子が演じる。平井才次郎を引き継いだ勘九郎の長男・勘太郎は「稽古は毎日楽しいです」と語った。

 同じく父の演じた平井九市郎を演じる市川染五郎(20)は2005年生まれ。父の幸四郎が「再演のときですら生まれていない」ととぼける、「2005年生まれなので、生まれています」と訂正し、笑いを誘った。

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