脚本家・大石静氏 2年半前に夫が肺がんで他界 他界後見つけた遺品に「びっくりしました」

[ 2025年7月17日 14:55 ]

大石静氏
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 NHK大河ドラマ「光る君へ」などの脚本で知られる脚本家の大石静氏(73)が17日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。2年半前に肺がんで他界した夫の遺品について語った。

 司会の黒柳徹子から「ご主人は3年前にお亡くなりに」と明かされると、大石氏は「2年半前ですね。79歳です。8つ年上」と打ち明けた。

 闘病していたのは昨年放送された「光る君へ」の脚本を書いていた当時で「2話を書き上げて、2話が準備稿になったぐらいで。2022年の秋頃ですね」と回顧。

 最初は夫が急に呼吸困難になり、救急車で病院に行ったとし、「それで検査したら肺がんで、ほとんど手術もできないし。年齢的にも抗がん剤には耐えられないだろうっていうことで、もう治療もしないでこのままいくっていうことになったんです」と説明した。

 看病しながら脚本を執筆することになったものの、「死にゆく人を看病しながら、なかなか大河ドラマが書けなくて。それでもう1回止まっちゃったんです」と大石氏。「そうかと言っても看病もしなきゃいけないし、どうしたもんかなあと思っていたら、その気持ちが通じたように12月に旅立ちました」と続け、「なんか私に邪魔しちゃいけないってきっと思ったんだなって」と振り返った。

 「でもなんかこう最期の3カ月はだ結局1行も書けないで、夫の看病だけしてまして」とも話し、「やるだけやったって感じで。最期はもう涙も出ないぐらいやるだけやったっていう気持ちでした」と淡々と話した。
 
 他界後は「夫が座っていたソファーとか、そういうのがあると、それ見ただけでこう胸が詰まってしまうので、夫の荷物とかも。それで思い切って全部片付けたんです」。洋服や部屋なども「お父さん片付けるよ」と遺品整理の専門家に依頼し「あっという間に片付けました」と明かした。

 遺品整理士には「もう全部捨ててください」と伝えていたが、整理士は夫の財布の中に入っていたとして「写真を取っといてくれたんです」との出来事が。

 「それが私の写真で」と告白すると、「私、そんなに甘い仲じゃなくて。全然なんかもう本当に離婚するのも面倒くさいから一緒にいるみたいな感じだったんですよ。病気になるまでは」とぶっちゃけた。


 「病気のときはもう精いっぱい看病したんですけど。それまではもう本当になんで一緒にいるのかな?っていう感じだったんですけど、ずっと私の若い頃の写真を持ってて」と話して実際に写真を披露した。

 「いやこういうのなんか亡くなった夫の話をするのは恥ずかしいんですけど」としながらも披露した写真には「24か5(歳)ぐらいなんです」と大石氏の若い頃の姿が。裏にも「38、9ぐらいですかね」と大石氏の写真が貼られ「これをパウチしてお守りみたいに財布に入れてたんです」と目を細めた。

 黒柳が「やっぱりお好きだったね」と感心すると、「基本的には好きでなければ多分一緒に住まないと思うんですけど」と照れたように話した。

 最初見た時は「ちょっとびっくりしました。でも涙が出たりはしなかったです。もうやるだけやったっていう感じの方が強かったので。いやだ、お父さんこんなの持ってたのって笑っちゃう感じでした。しんみりしなかったです」と笑顔で話した。

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