當真あみ「味わってこなかった青春をぎゅっ」 日テレ「ちはやふる―めぐり―」で連ドラ初主演

[ 2025年7月5日 05:00 ]

ポーズをとる當真あみ(撮影・郡司 修)
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 女優の當真あみ(18)の勢いが止まらない。ドラマや映画への起用が続く中、9日スタートの日本テレビドラマ「ちはやふる―めぐり―」(水曜後10・00)で連続ドラマ初主演を果たす。スポニチ本紙のインタビュー取材に「自分にとって大きな存在になる作品」と力強く語った。

 3月に高校を卒業したばかりだが、演じるのは、くしくも高校生役。撮影で制服に身を包み「“あれ、卒業したっけ?”と、少し高校生気分でした」と、あどけない笑みを浮かべた。役どころは競技かるた部員。幽霊部員だったが、顧問や仲間と競技に挑んでいく。

 「心残りはなかった」という自身の高校生活。芸能活動のため部活動には入れなかったが、今作の撮影でその青春を体感している。同世代の共演者とともにかるたと芝居に取り組み、「味わってこなかった青春をぎゅっと詰めたような濃い時間」と充実の表情を浮かべた。昨年9月からのかるた練習では「正座で膝がすれてあざになる。皆おそろいであざがありました」。まるで部活の一コマのようにうれしそうに話した。

 2022年に「カルピスウォーター」のCMで注目を集め、抜群の透明感と高い演技力で存在感を発揮。23年にNHK大河ドラマ「どうする家康」に出演し、今年4月公開の映画「おいしくて泣くとき」ではヒロイン。デビュー直後に掲げた大河出演、映画ヒロインの目標を着実に達成してきた。「最初はせりふを言うことに頭がいっぱいでしたが今ではお芝居の中での会話も楽しいと思える」と成長を実感している。

 残る大きな目標は、NHK連続テレビ小説のヒロイン。映画版の「ちはやふる」シリーズに主演した広瀬すず(27)はその後、朝ドラ「なつぞら」(19年)でヒロインを務めスター街道を駆け上がった。映画の10年後を描く今作に主演する當真にも、同じ道が続いているはずだ。

 人生初体験となった百人一首でお気に入りの句は菅原道真が詠んだ「このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに」。願掛けの歌で、意味は「旅に出るが、供え物がなく代わりに山の紅葉を手向ける。御心(みこころ)のままに受け取って見守りください」だ。だが、當真は「神頼みではなく、自分の力で進んでいくので見守ってください」と深く解釈。「励みになる歌」と自身の姿に重ね合わせた。

 キャリアの転機を問うと、思いを巡らせながら「どれもが学ぶことがあり大切な作品」と丁寧にかみしめた。「一つ一つの仕事を続けていく上でいつか挑戦できるように頑張りたい」。紅葉を手向けて、目標の朝ドラヒロイン、そして大女優への旅路を歩んでいく。(山内 健司)

 ◇當真 あみ(とうま・あみ)2006年(平18)11月2日生まれ、沖縄県出身の18歳。20年に沖縄でスカウトされ芸能界入りし、21年にリクルートのCMでデビュー。22年にTBS「妻、小学生になる。」でドラマ初出演。今年10月に初の映画主演作「ストロベリームーン」が公開される。

 ▽ちはやふる 2008~22年に女性漫画誌「BE・LOVE」(講談社)で連載。単行本全50巻の累計発行部数は2900万部を超える。3部作で製作された映画は16年に「上の句」「下の句」、18年に「結び」が公開。広瀬のほか、松岡茉優、野村周平、新田真剣佑らが出演。シリーズ累計興行収入45億円を記録した。

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