NHK 選挙報道改革への取り組み発表 ファクトチェック取り組み、党首・候補者「第一声」コンテンツ化

[ 2025年6月18日 15:30 ]

NHK外観
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 NHKが18日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見を行い、都議会議員選挙、参議院議員選挙を控える中、選挙報道改革の取り組みを発表した。

 昨年の兵庫県知事選では、既存メディアが国民が求める情報を的確に伝えていないのではないかとの批判的な声が集まるなど、既存メディアの選挙報道の在り方について注目されている。そんな中、同局は報道局内にプロジェクトチームを設置し、公共放送として果たすべき選挙報道の在り方について検討してきたという。

 そんな中、NHKは選挙報道改革を実施。今回の取り組みで、目指すこととしては「ネット空間の情報なども検証、ファクトに迫ることを目標の1つ」とし、「有権者の判断材料を提供するため、事前情報の『質』を高めて『量』を増やしていく」とした。

 まず、ファクトチェックの方法も明示。「ネット上の投稿などを24時間体制でモニター。偽情報・誤情報・誤解を招きかねない言説の広がりが確認された場合、これらを打ち消す報道も行う」「選挙における典型的な偽情報・誤情報をあらかじめ打ち消す取り組みを積極的に実施する」「SNS利用の注意点などについて、専門家のインタビューも交えて伝えるシリーズ企画を放送する」とした。

 また、有権者に判断材料を提供するため、事前報道の質を高めて、量を増やすことも検討。争点や政策に関する事前報道の充実も図るとし、政党、候補者の主張やスタンスなどを整理・分析して伝える番組・企画を拡充するとともに、各地の放送でも展開する。

 告知日や公示日に行われる、党首・候補者のいわゆる“第一声”をコンテンツとして最大限活用する。WEBサイトにノーカット版動画や全文テキストを掲載。争点に関する発言、真偽不明の発言については解説を加えるなどして、国民、視聴者の正確な理解につなげる情報を提供する。さらに、注目選挙区については第一声の内容を詳細に分析する取り組みも行う。

 特設サイトでも、「第一声」のほか、選挙関連の最新ニュースを随時掲載。選挙期間中は立候補者一覧や全候補者に主張や政策を聞いた候補者アンケート、有権者が候補者との政策一致度を知ることができるボートマップ、世論調査などの最新情報を掲載、投開票日には全国の出口調査のほか、開票状況や当選当確の情報も速報する。

 会見では、ファクトチェックについて質問が集中した。

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