コメ流通評論家 小泉農相の政策に“疑問”「江藤さんがやってた頃は“価格にコミットしない”と…」

[ 2025年6月13日 09:38 ]

フジテレビ社屋
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 コメ流通評論家の常本泰志氏が13日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)にリモート出演。小泉進次郎農相が12日、無関税のミニマムアクセス(最低輸入量)による主食用米の輸入を前倒しすると発表したことに言及した。

 毎年最大10万トンを調達しており、うち初回分として3万トンを対象にする。例年は9月の入札を6月27日に実施し、9月下旬には事業者に引き渡す予定で約3カ月早く市場に出回ることになる。政府は高騰が続くコメ価格の引き下げに向け、備蓄米の放出を進めている。ただ在庫は少なくなっており、輸入米も投入することで不足感の緩和を狙う。

 小泉氏はコメ価格対策として、ミニマムアクセスの前倒しとは別に「緊急輸入」も排除しない考えを示している。ただ国内農家の反発が予想されハードルは高い。

 全国のスーパーで5月26日~6月1日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格は前週と比べ37円安い4223円だった。約半年ぶりに2週連続で下落したが、小泉氏は「私の認識ではまだ十分下がってない」と述べた。農林水産省は12日、随意契約で放出した備蓄米が沖縄県を除く46都道府県の店舗で販売されたことを確認したと発表している。

 常本氏は、小泉農相について「1つの政策でここまでいろんな方に影響が出てきてるんですよ、コメの末端っていうのは。だから下手に今、政治主導で動かれるよりはちょっと待っていただきたいなというのがあります」と指摘。

 これに対し、起業家・成田修造氏が「逆に言うと今、価格が凄く上がっちゃってるわけじゃないですか。だから、政府としては下げるというのを最優先にしないといけないわけじゃないですか。様子をみて結局そこで新米が足りませんでした、となったらあと何カ月かずっとコメの価格が高止まりしちゃうのを未然に防ごうという意図なんじゃないかと思うんですけど、そのあたりはどうなんですか?」と質問。

 すると常本氏は「ただしそれは備蓄米が例えば60万トン出た段階、小泉さんのお米がすべて出た段階で民間市場っていうのは下がってます。そもそもの目的っていうのは民間の価格、要はJAさんから卸売りに流れる価格よりもはるか高い値段で民間市場が動いてるんですね。その高い価格を下げる目的でこの備蓄米の放出ってされてるんですけれども」と言い、「当初、江藤さんがやってた頃は“価格にコミットしない”と会見でおっしゃってるんですよ。つまり、ある一定以上の価格は担保したうえで量を出しますよっていうのが、いつの間にか価格にすり替わっちゃってるんですよね。それはもちろん世論的な問題もありますしメディア的な問題もあるとは思うんですけれども、それに対して受けのいい価格に振っていったというのが小泉さんのやりかたなのかなと思っています」と述べていた。

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