田崎史郎氏 商品券問題で浮き彫り 首相界隈の金銭授受慣習 かつては「1000万、2000万の金が…」

[ 2025年3月30日 16:34 ]

テレビ朝日社屋
Photo By スポニチ

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏(74)が、30日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、石破茂首相の商品券問題に絡み、自民党界隈の政治とカネの慣習について語った。

 自民の衆院1期生15人に今月3日、1人10万円分の商品券を配った問題について、石破首相は政治資金規正法と公選法にまったく抵触せず、問題はないと強調。私費からの出費だと説明しているが、政治とカネの問題が厳しい目で見られているさなかの行動に、国会内では野党側から厳しい追及を受けている。また、21円発足の岸田文雄内閣、12年発足の安倍晋三政権でも、1期生に同じような形で商品券やそれに類する金品が配られていたことも分かっており、慣例化していたと見る向きもある。

 こうした慣習について、長く永田町を取材してきた田崎氏は「ずっとどの内閣でもやっていたかというと、僕はそこまで言い切る自信はないです」と話すにとどめた。

 リクルート事件をきっかけに、政治資金規正法が厳罰化され、田崎氏は「それが厳しくなって、議員はお金が集めにくくなった。また、配りにくくなった」と解説。「94年以前はかなりずさんで、100万、200万、あるいは1000万、2000万の金がたぶん動いていたと思います」とも指摘した。

 多額のカネをばらまき、金権政治とも呼ばれた田中角栄元首相の手法についても明かした。「紙袋で渡していたんですよ。たとえば田中角栄さんの金の渡し方を以前、聞いたことがあるんですけど、“これ持って行け”って言って、1000万か2000万を入れた紙袋を渡すわけですよ。その時に、“次いつ来る?”と聞くわけですよ。そうすると、その議員は、行けばまた1000万、2000万もらえると思うわけですよ」。そうした議員が、角栄氏に忠誠を誓うようになるのは必然のことで、「そうやってつなぎ止めていく。そういうやり方をしていたと言われている」と指摘した。

 エッセイスト阿川佐和子氏から「昔の100万から1000万が、(今回の)10万円になったことを考えたら、“まあ、ホントに小さくなったわね”って感じですか?」との質問が。田崎氏は「…は、持ちますよね、それは」と、自身の認識を口にした。

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年3月30日のニュース