篠田正浩監督死去 妻・岩下志麻が悲痛「今はただ、悲しみと喪失の思い」 夫へ感謝「今の私があるのは…」

[ 2025年3月28日 13:18 ]

08年「安曇野にふさわしい理想の夫婦」に選ばれた岩下志麻と篠田正浩さん
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 数多くの名作を残した映画監督の篠田正浩(しのだ・まさひろ)さんが25日午前4時55分、肺炎のため都内の病院で亡くなった。94歳。妻で女優の岩下志麻(84)が28日、松竹を通じ「今はただ、悲しみと喪失の思い」とコメントを発表。58年の月日を共にした夫への感謝を伝えた。

 日本映画史に数々の功績を刻み、海外にもその名をとどろかせた名匠が静かに逝った。関係者によると、篠田さんは自宅で転倒して大腿骨を骨折し入院。亡くなる前日も岩下が病室を見舞い、会話を交わしていた。岩下は29日に東京・銀座の丸の内TOEIで特別上映される「極道の妻たち」の舞台あいさつに出席を予定していたが、やむなく中止としていた。

 訃報から一夜明けたこの日、岩下は松竹を通じてコメントを発表。「この度、夫篠田正浩が肺炎の為、94歳で二十五日未明に旅立ちました。この4年間パーキンソン病と闘いながらどうにか日常生活に支障はなく生活しておりましたが、今年一月に転倒して骨折をしてしまい、また三月に肺炎になりついに力尽きてしまいました」とし、「篠田と出会ったことによって沢山の作品で色々な役を演じることが出来ました。今の私があるのは本当に篠田のおかげだと思っております。篠田が“僕たちは映画という魔物に取りつかれて2人で魔物退治をやってきたようなもの”と申しておりましたが、そんな篠田に今は感謝の言葉しかありません」と感謝を記し「58年間人生を共にして参りましたので、今はただ、悲しみと喪失の思いで胸がいっぱいです」と結んだ。

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