岸田國士戯曲賞 受賞2作品が決定 最終候補ノミネートの佐藤二朗は受賞ならず

[ 2025年3月13日 23:15 ]

白水社公式サイトから

 第69回岸田國士戯曲賞の選考会が13日、東京・日本出版クラブで行われ、安藤奎「歩かなくても棒に当たる」、笠木泉「海まで100年」が受賞作に決まった。

 選考委員は、市原佐都子、上田誠、岡田利規、タニノクロウ、野田秀樹、本谷有希子、矢内原美邦。

 正賞は時計、副賞は各30万円で、授賞式は5月12日に行われる。

 同賞は演劇界に新たなる新風を吹き込む新人劇作家の奨励と育成を目的に、1955年に新劇戯曲賞として設置され、1961年には「新劇」岸田戯曲賞、1979年から現賞名となった。新人劇作家の登竜門とされることから、「演劇界の芥川賞」とも称される。選考対象は原則として1年間に雑誌発表または単行本にて活字化された作品。画期的な上演成果を示したものに限って、選考委員等の推薦を受ければ、生原稿・台本の形であっても、例外的に選考の対象とすることがある。

 最終候補作品は下記の通り。

安藤奎「歩かなくても棒に当たる」
小野晃太朗「ひとえに」
笠木泉「海まで100年」
兼島拓也「花売の縁オン(ザ)ライン」
倉橋真奈美「睡眠遊行」
佐藤二朗「そのいのち」
山本正典「おかえりなさせませんなさい」
ユニ・ホン・シャープ「ENCORE-violet」

 俳優として多数の作品に出演している佐藤二朗が手掛けた作品も最終候補にノミネートされたが、受賞はならなかった。佐藤は最終候補入りした際、自身のXで「率直に言って、ここに名があることが本当に嬉しく。役者である自分が『書くこと』をようやく許されたような感慨がある」とつづっていた。

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