岡田将生語る、将来の「子供」のために…「御上先生」で芽生えた教育への新たな意識「常に心にとどめたい」

[ 2025年3月10日 09:15 ]

日曜劇場「御上先生」文科省官僚・槙野恭介(岡田将生)(C)TBS
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 俳優・岡田将生(35)が、松坂桃李(36)主演のTBS系日曜劇場「御上先生」で官僚を熱演し反響を呼んでいる。高校に派遣された文科省の官僚が、教育現場を改革させる…という全く新しい学園ドラマで、教育を通して社会問題にズバリ切り込んでいる。岡田自身は、現代の教育をどう見ているのか。スポニチアネックスの取材に応じ、作品への印象を語った。(中村 綾佳)

 同作は「非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながる」という意味の「バタフライ・エフェクト」がテーマで、生徒たちが自分一人一人の行動が社会にどう影響していくのかを、自問自答しながら成長していく人間模様が描かれている。生徒を通じて視聴者にも、社会について考えるきっかけを与えている。

 初回から「社会における男女格差」や自身の地位を守ることに必死な「上級国民」への痛烈な批判、さらに「教科書検定問題」や“臭い物に蓋をする”官僚の闇にも切り込み、放送毎にSNSトレンド入りの大反響となっている。

 岡田演じる文科省の官僚・槙野恭介も「教育に関して凄く考えている役」だ。主人公・御上とは、「狭き門」と言われる官僚の同期として共にしのぎを削ってきた。だが、現時点では敵か味方か不明瞭。御上が「教育に関する熱意」を視聴者に向けて前面に押し出しているのに対し、槙野は「改革していくことを常に秘めている、自分の内にひそませている…という役」だと岡田は語る。

 ドラマのテーマである「教育」に関しては、自分自身も「ここ数年、考えることが多かった」という。「今、この現場・このドラマが、先に考えるきっかけを与えてくれたという印象があります」。

 こうした思いを抱えながら同作に関わる中で、教育への見方に変化があった。

 特に感銘を受けたのは、御上がいう「考えて」というメッセージ。槙野役の表現一つをとっても、日々「考える事」の連続だという。「人ってやっぱり、表面上に見えるものと、内側にあるものって違うと思っていて。槙野に関しては、僕の中で全部がつながっているので“ウソがないように”ずっとお芝居をしています」。結末まで全て頭に入れた上で、難しい役どころである槙野をどう見せていくかを常に考えながらも「とても熱を帯びているキャラクターだと思いながら演じています」と打ち明けた。

 物語の終盤で、槙野が抱えている本音や槙野の人生が明かされていく。岡田は「最終話で槇野が抱えていたものが分かると思うので、1話から追いかけてくれていた方にはより響くのではないでしょうか」というが、「でも、何より今回のメインは“生徒たち”だと思っています」と主張。「皆さんの芝居が、とても良くて。真摯に作品と向かい合っている彼らの姿は、僕たち大人にも、そしてスタッフの皆にも響いている。だからこそ、最後まで生徒たちを見届け欲しい」と視聴者への願いを込めた。

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