にっぽんワチャチャ・中村Ame「メンバーは私の光でした」・・・卒業舞台の武道館で「恩返し」【ソロインタビュー連載第3回】

[ 2025年3月6日 11:00 ]

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 5人組女性アイドルグループ「にっぽんワチャチャ」(通称ワチャチャ)が3月31日、結成5年の集大成となる日本武道館公演を行う。20年3月、新型コロナウイルス禍で世界が閉塞感に包まれていた中、大阪の3畳一間の事務所からスタートした彼女たち。厳しい状況でも、決してあきらめることなく「武道館」の目標を掲げ続けた。「NGなしアイドル」として全力で突き進んできたワチャチャは、夢の舞台を前に何を感じ、何を語るのか――。個性あふれるメンバーたちに1人ずつ迫るソロインタビュー連載。第3回は中村Ameにスポットを当てる。また、取材から約2週間後、中村は武道館公演をもって卒業することを電撃発表。その決断についても聞いた。(「推し面」取材班)

――武道館公演が目前です。これまで取り組んできたことについて教えてください。

中村「社長から『ノルマチケット』という過酷なミッションを課されていて、200枚売る活動をしてるんです。これはグループ全体の企画なんですけど、最初は1人200枚というノルマだったんですよ。でも、意外とみんな頑張っちゃっていて、さらにどんどん増えてきてるんです。正直大変なんですけど、その一方で、私は他にもやりたいことがあって。例えば、ファンの方と一緒にランニングしたり、飲食店を巡ってポスターを貼ってもらったり、SNSでお店を紹介したりしています。他にも撮影会を開いたり、長時間配信をして『不可能を可能にする』というテーマで活動したり、色々と挑戦していますね」

――いつ頃から、エンジンがかかりましたか?

中村「私はもともと『やりたいこと』があまりないタイプで、去年の夏くらいまでは何をすればいいのか分からなかったんです。でも、グラビア活動を始めたことがきっかけで、『自分にもできることがあるかも』と思うようになりました。その中で、周りの人を笑顔にするのが楽しいって感じるようになって。今は1人でも多くの人の笑顔が見たい、という気持ちが強くなっています」

――「みんなを笑顔にしたい」という気持ちを目標にするきっかけは?

中村「私は3年前に2期生として加入しました。当時はもともとネガティブな思考で、『自分に何ができるんだろう』と悩んでいた時期がありました。でも、2023年11月9日にZepp新宿で武道館公演の開催決定が発表されてから、『くよくよしてても仕方ない』って開き直れたんです。良い意味で『どうにでもなれ』の精神で色々と始めてみたら、少しずつ物事をポジティブに考えられるようになって。今では自分を発信するだけじゃなく、周りの人を巻き込むような活動をしたいと思えるようになりました」

――本番に向けて、チラシを配る活動にも力を入れているそうですが、受け取ってもらうコツは?

中村「お店巡りをしている中で、ポスターを貼らせていただいたり、お店の方に、にっぽんワチャチャのことを説明したりしています。少し話が長くなっちゃうこともありますが(笑)、その熱意を伝えると、応援したいと思ってくださる方が多くて。フライヤーを置いていただいたり、チケットを扱っていただいたり、そうやって思いを直接伝えることでプラスに動くことが多いですね」

――お店の方から「にっぽんワチャチャってどんなグループ?」と聞かれた際には、どのように答えているのでしょうか?

中村「正直、毎回すごく長ったらしく話してしまうんです」

――そこをひと言で!

中村「最終的には『芸人』って言ってます(笑)」

――武道館公演に向けて、同時並行で色々な企画を進めていると思いますが、その中で特に印象深いエピソードはありますか?

中村「やっぱりお店巡りの活動が印象深いですね。これから行くのも含めると40店舗くらい行きました。名古屋や大阪にも足を運びました。飲食店だけでなく、美容院や他の業種のお店にも行っています」

――訪問先で、特にハードルが高かったお店はありますか?

中村「意外と『ハードルが高い』と感じることはなくて、行けばなんとかなるっていう精神で動いています。ただ、事前にアポを取るようにはしていますし、ファンの方におすすめの場所を教えてもらうこともあります。そうやって少しずつ活動を広げている感じです」

――SNSを通じてお店の宣伝をしているそうですが、その投稿を見た店舗からオファーが来ることもあるとか?

中村「自分から積極的にお店巡りをしていたので、向こうからオファーが来るのは本当に嬉しくて。『広がっているんだな』と実感できる瞬間ですね。それが励みにもなっています」

――そういったオファーは積極的に受けているんですね?

中村「はい、いただいたオファーはなるべく受けるようにしています」

――昨年12月にはアルバムを2枚リリースされています。その中でも「キミとクエスト。」は初期からある大切な楽曲ですが、中村さんはどんな曲だと感じていますか?

中村「私は2期生として加入した時にはすでに『キミとクエスト。』があって、『グループにとって一番大切な曲』と言われていました。そのため、この曲に恥じないような活動をしなければ、という気持ちで取り組んでいました。この曲には目標に向かって突き進むというメッセージが込められているので、私も『絶対に最高の景色を見るぞ』という思いで歌っています」

――初めて歌った時の印象と、今歌う時の心境にはどんな変化がありますか?

中村「昔は『ちゃんと歌わなきゃ」『振りをそろえなきゃ』と、かしこまった気持ちで歌っていました。でも、武道館が決まってから、みんなと一つになれる曲だと強く感じるようになって、今は笑顔で歌うようにしています。最初はかっこよく踊ろうとしていましたが、今は本当に笑顔ニッコニコで歌っています。自分が楽しむことで、お客さんも笑顔になれると思っているので。まずは笑顔になるということから始めてます」

――特に推しポイントや振り付けはありますか?

中村「オチサビ前の間奏シーンで、ダンスが新しくなったんです。武道館を前にして初めて。かっこよくなりました。その部分がすごく気に入っています。よりグループの成長や進化を感じられる振り付けになっています」

――武道館公演の開演前には、オープニングアクトとしてアーティストや芸人など、幅広い方々が出演されるとのことですが、この企画についてどのように感じていますか?

中村「にっぽんワチャチャはこれまで本当に多くのアーティストさんや芸人さんにお世話になってきたので、この企画は『恩返し』に近いものだと思っています。彼らも武道館のステージに立てるのは嬉しいことだと思いますし、私たちも感謝の気持ちを込めてこの場を提供できるのがとても嬉しいです。この企画があることで、出演者のファンの方も楽しめて、まさに『win-win』な幸せしか生まれない空間になると思います。それがまた、にっぽんワチャチャっぽいなと感じますね」

――オープニングアクトが巻き込む形で、どんどん関わった人たちの熱量が広がっていく感じですね。チケット価格も非常に低く設定されていますが、この点については?

中村「社長って人を巻き込んだり、幸せにする力が凄くあると思います」

――武道館の一般席1000円というのも破格ですよね。

中村「アイドルに全く興味がなかった方でも、この価格なら行ってみたいと考えてくれることがありますし、私たちのライブは『初めての人に優しいライブ』を常にしてきたので、来た方も楽しんでいただける自信があります」

――にっぽんワチャチャのライブの魅力と、武道館に向けての意気込みを教えてください。

中村「私たちのライブは、初めての方でも楽しめるのが大きな魅力です。さらに、演出が多くて、目でも楽しめる仕掛けがたくさんあるので、武道館ではきっとあっという間に感じるライブになると思います。だからこそ、ぜひ多くの方に来てほしいです。私は人が笑顔になるのがいっちばん大好きなので、1人でも多くの方がAmeと一緒に笑顔になれるように、これからも全力で走り続けます!」

――武道館公演の成功で頭がいっぱいなことは重々承知なのですが、その先のビジョンはどのように描いていますか?

中村「まだはっきりとは定まっていない部分もあるんですけど、せっかくこうやってオープンな性格になれたので、自分が本当にやりたいことや、嬉しいと感じられることをどんどんやっていきたいと思っています。今は武道館に向けて、お店巡りやランニングなど色々な活動をしていますが、それとは関係なく、純粋に『やりたい』と思ったことには挑戦していきたいです」

<追加分>

――2月7日に卒業を発表されました。決断に至った思いをお聞かせください。

中村「活動3年半を通して心身共に成長することができましたが、自分の今後の人生を考えた時にまだ経験値が足りていないと感じ様々なことにチャレンジしたかったんです。もちろん素敵な環境で活動できたことはとてもありがたく思っています。」

――中村さんにとってメンバーはどんな存在でしたか?

中村「光です。個性や強みを生かしてプロデュースしていく力があってどんな時も輝いて見えました。私のこともあたたかく見守ってくれて自慢のメンバーです。あと私以外、みんな関西人なので、日常会話でさえ笑いやオチを入れて話してて結構それが好きでした。メンバーに沢山笑わせてもらいました」

――卒業発表をされた後の周囲やファンの反応を教えてください。

中村「私自身は前向きな発表だと捉えていて、その旨をしっかりとお伝えしたので、応援して下さる方が多い印象です。ファンの皆様は優しくていつもメンバーと同じく見守ってくれるので頭が上がりません。そんな素敵な方々と出会えて幸せです」

――活動を応援してきたワチャポ(ファンの呼称)の皆さんへのメッセージを最後にお願いします。

中村「武道館まで走ってこれたのは紛れもなくワチャポのお陰です。武道館はそんなAmeがワチャポにできる恩返しだと思ってるのでついてきてくれたら嬉しいです。あなたがもし落ち込んでしまったときや何かのきっかけが欲しいときはAmeやワチャチャが笑顔にします。なので、いつでも頼って下さい」

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