古市憲寿氏 斎藤知事の疑惑告発文書問題「報告書をグダグダなメンバーで出したとしても何の意味が…」

[ 2025年2月20日 11:51 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者・古市憲寿氏(40)が20日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題について言及した。

 兵庫県議会調査特別委員会(百条委)がまとめた調査報告書案の内容が19日判明し、文書を公益通報と扱わずに作成者を特定した対応は違法と考えられるとし、作成した元県民局長への懲戒処分を撤回するよう提言。職員へのパワハラ疑惑については「おおむね事実」と評価した。

 関係者によると報告書案は18日の非公開の協議会で「統合案」として委員に示された。百条委は3月上旬の報告書提出を目指すが、一部会派が「違法」判断に慎重姿勢を示すなど意見の隔たりがあり、今後の議論で内容が変わる可能性がある。

 斎藤氏は、19日の定例記者会見で「正式な報告書が出ておらずコメントは差し控える」とした上で、告発への対応は「県としては適切だった」と従来の見解を繰り返した。昨年3月の記者会見で、斎藤氏は元県民局長について「業務時間中なのにうそ八百含めて文書を作って流す行為は公務員として失格」と発言していた。

 告発文書はパワハラや企業からの贈答品受領など疑惑7項目を挙げたもので、昨年3月に県西播磨県民局長だった男性が作り報道関係者や県議らに配った。文書を把握した斎藤氏は「徹底的な調査」を幹部に指示。同年5月に「核心的な部分が事実ではない」として男性を停職3カ月とした。

 報告書案では、文書は公益通報者保護法の対象とすべきものだとし、告発者の特定を急いだ県の初動対応は同法違反と考えられると指摘。告発者の処分を撤回し、地位を回復するよう提言した。 パワハラ疑惑については斎藤氏が机を叩いて声を荒らげたり、付箋を投げつけたりした行為などを事実として認め「威圧的で職員を萎縮させる」「トップの立場の言動としては極めて不適切だ」と指摘。「平均的な労働者からするとパワハラ行為であるとみなされる可能性がある」とした。

 古市氏は、「百条委員会って当然、議員で構成されているわけで、斎藤さんにシンパシーを感じる議員は、この百条委員会の報告書を緩い内容にしたい、反斎藤派は厳しい内容にしたいというふうな状況がもう見えちゃっているから、そこでどんな結果が出たとしても、厳しかったらこれはアンチ斎藤ね、逆に優しかったらこれは親斎藤ねって形で、有権者というか国民は見ちゃうじゃないですか。だからこの報告書にはもうあんまり意味がないと思うんですよ」と指摘。

 百条委の委員の維新2議員の情報漏えい問題を念頭に「本来なら百条委員会がありました。報告書出します。報告書をもとに選挙なりして県民の皆さんが判断しますということなら意味があったと思うんですけど、もう選挙終わっちゃって県民の方は斎藤さんを支持してしまっている以上、ここで報告書をグダグダなメンバーで出したとしても何の意味があるんだろうなって思っちゃいますよね」と自身の見解を述べた。

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