藤井7冠、通算400勝達成 最年少22歳6カ月 羽生九段の23歳4カ月抜いた

[ 2025年2月11日 05:00 ]

400勝を達成した将棋の藤井聡太7冠(写真提供 NHK)
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 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=が10日、都内で収録された第74回NHK杯トーナメントで勝利を収め、通算400勝を達成した。22歳6カ月での到達は羽生善治九段(54)の23歳4カ月を抜き、史上最年少記録を更新した。

 5、6日に東京都立川市で行われたALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第3局で永瀬拓矢九段(32)に逆転勝ちし、通算399勝目を挙げた藤井。この日は事前に日本将棋連盟から400勝王手の情報を得ており「知ってはいましたが、意識はしませんでした」と明かした。

 対局終了後は囲み取材に応じ「300勝目が確か22年の12月くらい。それから2年ちょっとを振り返ると、いろいろな対局があったかなというような感じがします」と柔らかな表情で回顧。続けて「勝ち星は自動的に詰み上がっていくもの。本局に臨むにあたって400勝は意識していませんでした」と繰り返した。

 16年暮れのデビュー戦から約8年。思い出に残る区切りの勝利について尋ねられると「100勝目、200勝目は覚えていないんですけど」と苦笑いしながらも「やはり最初の一局(加藤一二三戦)と、今日の一局は記念に思います」と口元を緩めた。ちなみに将棋界の通算最多勝利は羽生の持つ1578勝。「本当に凄い数字。なんとかそれに少しでも近づければ。(超える可能性を)直接思うことはないですが、長い目で見ると、大きな目標になると思います」と言い切った。

 大きな節目に達した藤井の次局はあす12日、叡王戦の挑戦者を決める本戦準々決勝(対戸辺誠七段)。8冠復帰を目指す大事な一局だ。15、16日は王将戦第4局(大阪府高槻市)。こちらはあと1勝で4連覇達成となる。(我満 晴朗)

 ≪プロ入り8年2カ月で「最速記録」は羽生九段≫400勝達成の最年少記録を打ち立てた藤井に対し、最速記録は羽生。藤井はプロ入りから8年4カ月を費やした一方、羽生は8年2カ月で達成した。ただ羽生が529局目だったのに対し、藤井は481局目で節目を迎えた。当時とは棋戦の数なども違うため一概には比較できないが、藤井は現在7冠を保持。タイトル戦の番勝負が多くを占めており、公式戦の対局数は少ない傾向にある。

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