フジサンケイGの“絶対権力者”日枝代表は姿見せず “院政”続けば「広告は再開できない」とスポンサー

[ 2025年1月28日 04:09 ]

フジテレビ“やり直し”会見

会見に姿を見せなかった日枝久氏
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 会見の壇上にはフジサンケイグループ代表で、40年近く絶大な権力を握っている日枝久フジテレビ相談役(87)の姿はなかった。

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 記者からは「なぜ出席しなかったのか」「進退はどうなっているのか」など日枝氏に関する質問が続出。港浩一氏は表情をゆがめ口元を隠した。代わりに遠藤氏が「フジテレビの問題なので、フジテレビの会長、社長で対応している」と説明。さらに、嘉納氏と港氏の辞任について「トカゲの尻尾切りにしか見えない。(壇上の5人は)日枝氏への発言を恐れているように思える。これでフジテレビは変わっていけるのか」と厳しい質問が飛ぶと、嘉納氏は「(日枝氏に)相談してお知恵を借りたりすることはある。相談役でいらっしゃいますから、ですから…」としどろもどろになった。

 スポニチ本紙27日付紙面で報じた現経営陣が日枝氏に辞意を伝えたが「こんなことで負けるのか!」と一喝された事実について遠藤氏は「それぞれの出処進退についていろんな人間と話している。日枝も私たちとそういう話をしたケースもある」「かなり濃厚な話をした」と否定しなかった。

 日枝氏の進退について「新体制はあくまでも暫定的なもの。第三者委員会の報告時期をメドにそれぞれが責任を取るべきで、それは全常勤役員にも波及するもの」と含みを残したが明言は避けた。

 1988年に社長に就任し、40年近く権力を握ってきた日枝氏。政財界にも深い人脈を築いてきた。森喜朗、安倍晋三の両元首相とは特に親しく、安倍氏とはゴルフ仲間だった。銃撃事件で亡くなった後には遺体と対面し、国葬にも参列。国葬の司会はフジの島田彩夏アナが務めた。経済界にも顔が利き、大口スポンサーを多く獲得した。

 相談役となっても「局長以上の人事は日枝さんの承認が必要で役員人事は全て日枝さんの意向」(同局関係者)とされ、現在の幹部は“日枝帝国”の中で昇進してきたといわれるほど。新社長に就任した清水氏も「当然、日枝氏の影響下にある」(同)という。会見で金光氏が「(日枝氏は)企業風土の礎をつくっているのは間違いない」と述べた。

 組織の根幹を変えぬままで、体質改善ができるのかは不透明。同局のCMを差し替えている企業からは「社長が代わっても日枝さんがそのまま“院政”を続けるのならば、企業風土も社のイメージも何も変わらない。広告は再開できない」と厳しい声が相次いだ。

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