敏いとうさん死去 84歳、前立腺がん 「よせばいいのに」で大ヒット…ハッピー&ブルーのリーダー

[ 2024年9月14日 03:00 ]

敏いとうさん(2008年撮影)
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 「よせばいいのに」「わたし祈ってます」で知られる「敏いとうとハッピー&ブルー」のリーダーで、ムード歌謡の帝王と呼ばれた敏いとう(とし・いとう、本名伊藤敏=いとう・さとし)さんが、前立腺がんのため亡くなっていたことが13日、分かった。84歳。熊本県出身。

 本紙の取材に家族が認めている。数年前から、がんを患っていたが、今年に入ってからも家族で旅行に行くなど元気だっただけに、周囲はショックを受けている。

 大学卒業後の渡米時にフランク・シナトラさんのボディーガードを務めたエピソードは有名。1971年、グループを結成。「よせばいいのに」はオリコン週間チャートで2位の大ヒット。

 2010年、国民新党から参院選に比例区で出馬するなど芸能界以外でも話題を振りまいた。

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