自民党総裁選は三つどもえ+2人の争い?識者が情勢分析 小泉氏に次ぐ議員票2位は…スタジオ「えーっ」

[ 2024年9月14日 21:40 ]

総裁選に立候補した9人(上段左から)①高市早苗氏、②小林鷹之氏、③林芳正氏(中段左から)④小泉進次郎氏、⑤上川陽子氏、⑥加藤勝信氏(下段左から)⑦河野太郎氏、⑧石破茂氏、⑨茂木敏充氏 ※丸数字は届け出順
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 元日本テレビ政治部次長で政治ジャーナリストの青山和弘氏が14日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演し、自民党総裁選(27日投開票)について解説した。

 高市早苗経済安全保障担当相、小林鷹之前経済安保相、林芳正官房長官、小泉進次郎元環境相、上川陽子外相、加藤勝信元官房長官、河野太郎デジタル相、石破茂元幹事長、茂木敏充幹事長と過去最多の9氏が立候補。国会議員票367票と党員票367票の計734票で過半数を獲得すれば当選となるが、過半数の候補者がいなかった場合は上位2人による決選投票に。ここでは国会議員票367票に加え、各都道府県連の47票の計414票で争われる。

 青山氏は現在の情勢について「トップと見られてるのが小泉さんですが、あんまり党員票が伸びてない。党員票トップは石破さんで全体では2位ぐらい。高市さんの党員票が伸びてきていて、最新の調査だと小泉さんを上回ってるんじゃないかと」と話し、党員票では石破氏、高市氏、小泉氏の順番と分析。ただ、小泉氏は菅義偉前首相の後押しで議員票を固めているとし、議員票では小林氏が2位につけていると話すと、スタジオからは「えーっ」と驚きの声が上がった。

 「全体では小泉、石破、高市の三つどもえの戦いですが、小林さんがどれだけ党員票を伸ばしてこられるか。党員票で今伸びてきてるのは上川さん。この5人ぐらいの争い、他の方には申し訳ないんですけど三つどもえ+小林、上川がどう絡むか」と上位3人+小林氏、上川氏の戦いと見る青山氏。

 元衆院議員・宮崎謙介氏は“コバホーク”こと小林氏について「(議員票は)4期以下で固められてる。小泉さんに近付くぐらいの数が集まってきている」と分析。討論会を経てベテラン議員からも評価が上がっているとし、「小林にいってみようかな、なんていう声も聞きました」と明かした。

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