100キロマラソン優勝芸人 プロポーズ成功以外に叶えたもう一つの夢「今回初めて形になった」

[ 2024年8月10日 21:28 ]

「モシモシ」いけインスタグラム(@ike.ms1104)から

 お笑いトリオ「モシモシ」いけ(31)が、10日放送のフジテレビ系「新しいカギ 2時間SP」(後7・00)に出演し、7月20、21日に行われ、優勝した100キロサバイバルマラソンを振り返った。

 同局系大型特番「FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!」の目玉企画として行われ、いけは男性ダンスボーカルグループ「OWV」佐野文哉とレースのダークホースと目されて出場した。

 走るための大きなモチベーションは、恋人への思いだった。「今回勝って、いただいた賞金で指輪を買って、プロポーズしたいなと。アルバイトで生計を立てるんですよ。僕を指輪を買うにはこのチャンスしかないなと」。勝って恋人にプロポーズするためにも負けられなかった。

 お笑いだけでは生活できず、バイトで生計を立てている若手芸人。それでも、ついに得意のマラソンが仕事になる瞬間を心待ちにしていた。「走りを仕事にできたら。それが僕の夢の一つでもあるんで。今回初めて形になったんで、うれしいです」。レースに向けて走った総距離は、バケモノ級の600キロだった。

 驚異的な強さが明らかになったのは、残り3キロを切ってからのラストスパートだった。じっくり体力を温存しつつペースアップし、残り1キロ地点で、3キロ地点で先にスパートした金田朋子をとらえた。残り600メートルでは、短距離ばりのスプリント勝負に。森渉、ワタリ119を振り切ると、男性ダンスボーカルグループ「OWV」佐野文哉とのデッドヒートとなった。一時は突き放されかけたが、残り30メートルの直線で再び佐野をとらえて先頭でゴールテープを切った。タイムは16時間27分29秒。佐野との差はわずか4秒だった。

 目の前で応援してくれていた恋人を呼び寄せると、いけは膝をついた。「今まで稼ぎもまったくなかったし、全然いい思いをさせられなくて、それでも付いて来てくれて、何かのチャンスがあればと思ってプロポーズを先延ばしにしてたんだけど、この場で優勝を決められて、やっとつかめたチャンスなので、今日この場でプロポーズさせて下さい。一緒にいろんなところも行きたいし、好きな服も買ってあげたいけど、まずは僕と結婚して下さい」。涙ながらのプロポーズの返事は、「お願いします」の一言。出場したライバルたちから、祝福の拍手を浴びていた。

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