フワちゃん 教科書掲載予定、消えた 家庭科「個性」衣服で表現する著名人として登場予定も…

[ 2024年8月9日 04:45 ]

フワちゃん
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 タレントのフワちゃん(年齢非公表)がSNS上でお笑いタレントのやす子(25)に対して不適切投稿をした問題で、フワちゃんの教科書掲載が見送られたことが8日、分かった。掲載に向け準備を進めていた開隆堂出版(東京都文京区)が同日、教科書検定を実施する文部科学省に修正申請したことを明かした。

 フワちゃんは中学校の家庭科教科書の「衣生活」に関するページに、自分らしさや個性をファッションで表現する著名人の代表としてタレントの渡辺直美(36)とともに紹介される予定だった。

 同社は来年度の教科書に掲載しようと、肖像権などの問題もあって2021年ごろから準備を進めてきた。しかし、今回の突然の炎上騒ぎを受け、フワちゃんに関する部分の削除を決定。同社担当者は本紙の取材に「今回のSNS上での発言には驚きました。まさかと思いました」と困惑したことを明かした。

 これまでも米大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平(30)ら著名人が小中高生の手本として教科書に登場。それが一つのステータスともなっていた。フワちゃん自身、教科書起用の計画を知った今年3月、SNSに教科書の見本画像を投稿し、笑顔の絵文字4連発とともに「家庭科の教科書に載ってるらしい」と書き込み、喜んでいた。この投稿は571万回以上も閲覧され、17万件以上のいいねが付くほど注目を集めていただけに、本人だけでなく、多くのファンもショックを受けそうだ。

 ≪大谷元通訳で違法賭博 水原一平被告も掲載中止≫教科書への掲載が中止されたケースは、最近では大リーグ・ドジャースの大谷翔平(30)の元通訳水原一平被告(39)がいる。水原被告は大谷の銀行口座から約1659万ドル(約24億円)を盗み、違法賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺などの罪で起訴され、罪を認めた。この件を受け「教育出版」は来年春から使用される中学3年生向け英語の教科書に掲載予定だった水原被告の部分を、サッカー日本代表専属シェフを務めた西芳照氏に差し替えた。

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