高橋尚子さん 五輪直前の選手の心境に言及「私は逃げたくなりました…でも開き直れた瞬間に不安が消えて」

[ 2024年7月21日 09:35 ]

高橋尚子さん
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 シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん(52)が21日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。五輪直前の選手の心境について語った。

 フリーアナウンサーの膳場貴子が「五輪が目前なわけですけれども、高橋はこの時期、どういう心境でいらっしゃいました?」と聞くと、高橋さんは「五輪の1週間前って、ちょうど鍛錬期と言われる厳しい練習から調整期という少し楽な練習に変わって来るんですね。きつい時はその日の練習をこなすことしか考えられなかったんですけれども、ようやく調整期に入ると五輪が見えてくるんです」と振り返った。

 そして、調整期に入ると「こんだけ練習してきたのに、ちゃんと記録につながるのかなと思った瞬間に不安になって、私は逃げたくなりました」と回顧。

 「でも逃げても時間が止まるわけもないし、私がいないだけだから、じゃあ思い切ってとびらを開けに行こうと開き直れた瞬間に不安が消えたんですよね」と言い、「なのでこの時の選手っていろんなことを考える時期だと思います。なので自分を信じて、周りを信じて、してきたことを信じて頑張ってほしいなと思います」と選手たちにエールを送っていた。

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