膳場貴子アナ 前週のトランプ氏に関する“炎上発言”に言及せず この日は自身の見解はなし

[ 2024年7月21日 09:54 ]

膳場貴子アナ
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 フリーアナウンサー膳場貴子(49)が21日、MCを務めるTBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。前週14日のトランプ前大統領に対する銃撃事件をめぐる自身の“炎上発言”には言及しなかった。

 この日の番組では、冒頭から16分間、トランプ氏関連のニュースを伝えた。膳場アナは、最初に「今週も世界が注目した米国の大統領選挙のニュースからです」と話したが、その後はコメンテーターへの質問に終始した。

 また、午前9時半すぎからの「風をよむ」のコーナーでも、トランプ氏に対する銃撃事件を特集したが、膳場アナは「今後のアメリカ大統領選挙の行方を左右するかも知れないトランプ前大統領を狙った銃撃事件。こうした政治への暴力が今、広がりを見せています」とし、「民主主義の基本というのは、議論、言論だと思うんですけれども、それがこうやって暴力で左右されるようになりつつあるということなのかと思うんですけど」と話したうえで、コメンテーターに意見を求めた。

 トランプ氏に対する銃撃事件は13日午後6時(日本時間14日午前7時)に米東部ペンシルベニア州バトラーで開催された集会で発生。前週14日の番組では、速報映像として、銃撃後に出血しているトランプ氏が拳を上げる姿などを放送した。

 膳場アナは前週、「選挙戦中にこういうことが起きた。民主主義の根幹である選挙を暴力で妨害してくる。許せないことではありますけれど、どういった影響がこの後に考えられますか?」とコメンテーターの元外務省事務次官の薮中三十二氏に質問。藪中氏は、トランプ氏の拳を突き上げる様子について「“俺は元気だぞ”と。むしろ選挙戦から言うと変な話ですけどね。有利に働く可能性はあります」などと指摘した。これを受け、膳場アナも「そうですね。プラスのアピールにもなりかねないという感じもしますね。共和党トランプ陣営が結束していくきっかけにもなる可能性がある」とコメントするやりとりがあった。

 この膳場アナの発言に、ネット上で「銃撃直後で犠牲者も出ているのに不謹慎」などの声が上がり、実業家の堀江貴文もX(旧ツイッター)で「思わず本音が出ちゃった感じだな。人の心はないね。。」と指摘するなど“炎上”騒ぎとなっていた。

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