石丸伸二氏 新党結成なら?選挙参謀が分析「彼が今、新党を作ると言ったら…何百人も」

[ 2024年7月13日 16:09 ]

石丸伸二氏
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 選挙プランナーで、藤川選挙戦略研究所の藤川晋之助代表理事が12日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、東京都知事選で次点だった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の今後について自身の見解を示した。

 石丸氏は現職の小池百合子氏に敗れはしたものの、165万8363票を獲得。一躍、脚光を浴びた。7日の会見では国政進出の可能性について問われ、「選択肢としては当然考えます。例えば広島1区。岸田首相の選挙区です」と強気の発言をした。

 番組視聴者からは、石丸氏が新党を結成する可能性について質問が届いた。都知事選で石丸氏の選挙対策事務局長を務めた藤川氏は、「政党を作るというのはものすごく労力がいる」とし、平成時代に誕生した約60の政党のうち、残ったのは日本維新の会、立憲民主党(民主党から改名)だけだと指摘。「一過性のあるブームを作ることはできても、そこで“石丸新党”も含めてどう考えるかは、ご本人が考えることだから、我々はああだこうだとは言いにくい」と、深い言及を避けた。

 石丸氏が都知事を目指した理由として、藤川氏は「一番日本を変える、東京都を動かす、これが一番の近道だと(思った)」と解説した。「今許されている時間は10年くらいだと彼が思っているなら、都知事になるのが一番近道。であるならば、そのために何をするか」と前置きし、「一番喫緊の例は、1年後に都議会議員選挙がある。彼が今、新党を作ると言ったら、都議会議員選に出たい人間が何百人も手を上げてきます」と見通しを語った。

 さらに、国政にも打って出るケースも予測。「(都議選と)同時に、10月にあるかもしれない衆院議員選挙に、比例で復活して2、3人は取れるかもしれない。彼の持っている票だったら。注目区にばーんと立てても、これは通る可能性は出てくる。国会議員も生まれ、都議会の“足”も出てきた。ということになれば、東京でのローカル政党ですけど、いわば将棋で言う王手にはいかないけれども、かなりの手を打つことができる」と占った。

 また「近道を選ぶとしたら、首長の仲間を集めて、新党を作るとかを含めて、新しい流れを作っていくとなると、かなりのムーブメントを作る可能性はありますよね」とも。「僕らが選挙をずっとやってきた、政治を見詰めてきた人間として、日本の政治を1回、ガラガラポンさせるには、石丸さんの存在は極めて可能性に富んだ存在であることは確かですね」と、その可能性にも言及した。

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