THE ALFEE デビュー50周年記念、初トリビュート盤「五十年祭」8・14発売 新曲もリリース

[ 2024年7月12日 05:00 ]

初のトリビュートアルバムを発売するTHE ALFEE。左から桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦
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 ロックバンド「THE ALFEE」が初のトリビュート盤を発売する。デビュー50周年を記念したアルバム「五十年祭」で、発売日は8月14日。演歌歌手の坂本冬美(57)、ロックバンド「TUBE」、声優の宮野真守(41)ら世代もジャンルも異なる11組のアーティストによって名曲の数々がカバーされた。

 今作は、活動半世紀を迎えたレジェンドバンドの歌を幅広い世代に聴いてもらおうと企画された。「COMPLEX BLUE―愛だけ哀しすぎて―」を歌った坂本は、本紙の取材に「今回は尊敬する高見沢(俊彦)さんから声を掛けていただき、私なりに作品が持つ切なさを表現してみました」と回想。「ロックバンドで50年間第一線で活躍し続けていること自体が凄いし、お三方の仲の良さが“長生き”の秘訣(ひけつ)なんだと思います」と3人を称えた。

 最も異色な参加アーティストとなったのは、お笑いトリオ「東京03」。3人組という共通点があるが、豊本明長(49)は「こんな凄い企画にお声を掛けていただいて、本当に光栄です。ただ、我々で良いのか!?という思いからのレコーディングだったので、その困惑が歌に出てたらごめんなさい」と喜びとともに動揺を隠せずにいる。

 デビュー50周年で待望のトリビュート盤。高見沢は本紙の取材に「参加していただいたアーティストの皆さんの手によって、50周年という節目に素敵な花を添えていただきました」と11組に感謝。「長年親しんできた楽曲がそれぞれの手により新たに生まれ変わったのです。聴けば聴くほど皆さんのミュージシャンシップの高さに心を打たれました。このアルバムをステップに3人でこの先を目指してまいります」と感激している。

 50周年記念イヤーは今作のほか、新曲リリース、8月17、18日には神奈川・Kアリーナ横浜で記念コンサートの開催を予定するなど、精力的な活動を見込んでいる。高見沢は「必ずしも順風満帆な道のりではありませんでしたが、あっという間の50年だった気もします。(大学の)キャンパスで出会った頃、まだ10代だった3人、そのうち2人が古希を迎えました」としみじみ。5月には通算公演回数が2900回を突破し「当面の目標はズバリ3000回!今後はそれを目指します」と意気込んだ。レジェンド3人の活動から目が離せない。

 ≪24日50周年記念第1弾シングル発売≫24日にはデビュー50周年記念第1弾シングル「KO.DA.MA./ロマンスが舞い降りて来た夜」を発売する。両A面シングルで「KO.DA.MA.」はテレビ東京アニメ「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」のエンディングテーマ。「ロマンス…」は4月に放送されたフジテレビドラマ「心はロンリー 気持ちは『…』FINAL」の主題歌に起用された。今作は通常盤と初回限定盤A~Cの4バージョンが発売される。

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