吉田羊 三谷幸喜氏から爆笑“イジられ” 伝説の劇団復活に「一番の若手」で参加も「出番ほとんどない」

[ 2024年7月11日 18:59 ]

<東京サンシャインボーイズ新作舞台製作発表会見>製作発表会見に出席した吉田羊(撮影・小渕 日向子)
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 女優の吉田羊が11日、都内で行われた「東京サンシャインボーイズ新作舞台製作発表会見」に出席した。脚本家の三谷幸喜氏(63)が主宰する伝説の劇団が“30年間の充電”を終えて復活。吉田は、新作に“劇団研究生”として出演する。

 劇団は1983年、三谷氏を中心に旗揚げ。“最もチケットが取れない劇団”として人気を博していたさなか、1994年の「罠」を最後に“30年の充電”を発表。2009年に12日間だけの上映を行い、「これより15年間の休憩に入ります」とだけ残してその後は音沙汰なしだった。

 再始動が決まり、“30年の充電”で蓄えたエネルギーを発揮する。解散当時そのほとんどが20、30代だった劇団員らも今ではベテラン。それぞれのフィールドで活躍を続けながら、三谷氏の元に再結集した。

 吉田は2009年のトップス公演「returns」にゲスト参加。「過去を振り返るのじゃ面白くないなと思って、何も知らない女優を一人入れようと思って」と、吉田羊の抜てき理由を説明。当時、無名だった吉田は今では人気女優に成長し、「追い越されてしまいました…」と三谷氏が頭を抱える場面も。

 人気女優相手にも手加減なしで「出番はほとんどない。裏方を中心にやってもらうと思います」と吉田の立ち位置を語った三谷氏。吉田は今作「劇団研究生(?)」としての参加となる。吉田の劇団での下積みは始まったばかりだ。

 劇団員の最後にあいさつをした吉田。初参加の時を「昨日のことのように覚えています」と振り返り、「15年経って復活公演にお声をかけていただいて、仕事を辞めずに続けてきてよかったなとつくづく感じております」と思いを伝えた。

 先輩劇団員に目を向けながら「老眼が進み、台詞覚えも悪くなってきておりますが、この中では一番の若手でございます。新人女優として頑張ります。よろしくお願いいたします」と初々しくあいさつ。

 三谷氏に赤いリップをいじられると、「研修生らしからぬ赤いリップで登壇してくれと言われたので…。決して私が悪ふざけをしている訳ではございません。もうすでに三谷さんのいたずらが早くも始まっているのだな」とアピールし、会場も大爆笑だった。

 この日、作品に出演予定の相島一之、阿南健治、小原雅人、梶原善、甲本雅裕、小林隆、近藤芳正、谷川清美、西田薫、西村まさ彦、野仲イサオ、宮地雅子、吉田羊も登壇した。

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