三谷幸喜氏「東京サンシャインボーイズ」“30年の充電”から復活も「次は80年充電。公演は2105年」

[ 2024年7月11日 18:59 ]

フォトセッションに応じる(後列左から)吉田羊、西田薫、野仲イサオ、甲本雅裕、阿南健治、小原雅人、近藤芳正、谷川清美(前列左から)福島三郎、宮地雅子、相島一之、三谷幸喜氏、梶原善、西村まさ彦、小林隆(撮影・小渕 日向子)
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 脚本家の三谷幸喜氏(63)が11日、都内で行われた「東京サンシャインボーイズ新作舞台製作発表会見」に出席。新作舞台の詳細を発表した。

 “30年間の充電”を終え、三谷氏の下に劇団員が再集結する。劇団は1983年に三谷氏を中心に旗揚げ。“最もチケットが取れない劇団”として人気を博していたさなか、1994年の「罠」を最後に“30年の充電”を発表。2009年に12日間だけの上演を行い、「これより15年間の休憩に入ります」とだけ残して長い沈黙に入っていた。

 再始動が決まり、“30年の充電”で蓄えたエネルギーを発揮する。解散当時そのほとんどが20、30代だった劇団員らも今ではベテラン。それぞれのフィールドで活躍を続け、今回三谷氏の書下ろしの新作公演に再集結した。

 劇団員・相島一之とともに司会進行をした三谷。充電に入る前に予告していた「『リア玉』は上映いたしません」と断りながら、劇団に欠かせないコメディー要素を盛り込んだ、群像劇であり、時代劇でもある「蒙古が襲来 Mongolia is coming」を上演すると発表。九州のとある漁村が舞台で「傑作になる予感があります。ご期待ください」とアピールした。

 スケジュールの関係上、今年の上映は難しく、2025年に開幕するという。“31年ぶりの復活”となる。

 劇団再結成かと思いきや「再結成ではない」と断言。公演後再び充電期間に入るとし、「次は80年の充電です。次回公演は2105年になります。今世紀最後の東京サンシャインボーイズ、皆さんお見逃しなく!」と宣言した。

 この日、演出補助の福島三郎、作品に出演予定の相島一之、阿南健治、小原雅人、梶原善、甲本雅裕、小林隆、近藤芳正、谷川清美、西田薫、西村まさ彦、野仲イサオ、宮地雅子、吉田羊も登壇した。

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