カンニング竹山 高齢ドライバー問題に「自動ブレーキを付ける予算を下げるとか…行動が国として遅い」

[ 2024年7月11日 11:35 ]

カンニング竹山
Photo By スポニチ

 お笑いタレントのカンニング竹山(53)が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。高齢ドライバーによる事故について言及した。

 高齢ドライバーによる事故は相次いでおり、9日には、千葉県市原市の市道交差点で、近くの保育所の園児4人と引率の20代男女の計6人が軽乗用車にはねられた。男児(3)が頭の骨を折る重傷、他の5人は軽い打撲や擦り傷を負った。県警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、運転していた同市の無職の女(74)を現行犯逮捕した。県警によると、軽乗用車が右折しようとし、園児らは青信号で横断歩道を渡っていたとみられる。田中容疑者は「ブレーキが間に合わなかった」と供述、県警が詳しい状況を調べている。

 2015年に約949万人だった70歳以上の運転免許保有者は、23年には約1362万人に増加している。」

 番組では、高齢者講習制度の詳細や、同講習を受講する高齢者の様子などを放送した。

 竹山は、運転免許証に上限を設けるという案に「15歳の子はみんな大体同じような生活をしている。でも高齢になると、さまざまな人生があって仕事の内容も違ったり、住む環境も違ったりしてくるから一定の年齢でやっちゃうと、いろんなバラつきがどうしても出てくると思う」と言い、「高齢者は高齢者でまとめてるけど個々で全然違うからそこをどうするか。こういう(高齢者)講習とかもやっているわけじゃないですか。もちろん車自体の性能ももっと日本は変えていかないというのも1つありますし、いろんなパターンがあるからそこも見極めていくしかないですよね。もちろん道路交通法の運転の資格に値するかどうかというのは、個々で見ていくしかないような気がする」と自身の考えを話した。

 そして、「何年もこの問題を言っているのに、車側の技術が、新車を売れっていうことじゃなく、何か自動ブレーキを付ける予算とか、配るまでいかないけど安くなるようにするとか、そういう行動が国として遅いんじゃないかな。免許のこういうの(高齢者講習)はやってますけど」と指摘した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

芸能の2024年7月11日のニュース