まひろ漢字無双「光る君へ」第3話は12・4% 初の上昇&12%台キープ!強敵「ポツン」の居ぬ間に

[ 2024年1月22日 09:15 ]

吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」のメーンビジュアル(C)NHK
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 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は21日、第3話が放送され、平均世帯視聴率は12・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。第2話(1月14日)の12・0%を0・4ポイント上回り、前回からの上昇は今作初。初回(1月7日)の12・7%以降、12%台を維持し、好調に推移している。

 この日、ライバルのテレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)は放送がなく、特番「ナニコレ珍百景 2時間SP」(後7・00~8・56)は8・9%。同時間帯(後8・00~8・43)に区切ると、「光る君へ」(12・4%)が日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58、10・5%)を上回り、トップだった。

 初回は20・7%の高視聴率をマークしたABCテレビ・テレビ朝日系「芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル」(後7・00~9・56)と時間帯が重なったため、1989年「春日局」の14・3%を1・6ポイント下回り、大河初回歴代最低を更新したものの、配信サービス「NHKプラス」の視聴数は好調。20年4月のサービス開始以降、全ドラマのうち最多視聴数となる49・8万UB(ユニークブラウザ)を記録した。

 UB数とは、ウェブサイトを訪問した重複のないユーザー数。同時または見逃し配信における視聴数(放送当日から見逃し7日間の数値)を集計した。

 配信全盛の時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は2021年=58・0%、22年=52・8%、23年=49・6%(いずれも年間平均)と8・4ポイントも激減。これに伴い、ほぼ全番組の数字がダウンしている。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」など生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第3話は「謎の男」。まひろ(吉高由里子)は自分のせいで放免(検非違使庁の下級役人)に捕らえられた藤原道長(柄本佑)を心配。しかし、父の藤原為時(岸谷五朗)から謹慎を強いられたため、ただ案じることしかできない。右大臣の父・藤原兼家(段田安則)の指示に従い、道長の次兄・藤原道兼(玉置玲央)は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助)は急激に体が弱っていく。政権掌握へ二の手を打ちたい兼家はライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用してまひろを間者として送り込む…という展開。

 まひろは歌人・赤染衛門(凰稀かなめ)から和歌を学ぶ勉強会に出席。平安の“漢字ゲーム”「偏継(へんつぎ)」で次々と札を取り“無双状態”だった。

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