大腸がん「ステージ3b」桑野信義、抗がん剤治療断念 Xelox療法「副作用に耐えられなかった」

[ 2023年11月29日 16:56 ]

桑野信義
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 大腸がん「ステージ3b」と診断され、手術後に芸能界復帰を果たした「ラッツ&スター」の桑野信義(66)が、29日までに自身のブログを更新。抗がん剤治療を中止した背景を明かした。

 21年3月、ステージ3bでリンパへの転移を伴う大腸がんを宣告され、15時間にも及ぶ手術を受けた桑野。同年の大みそかには、NHK「第72回紅白歌合戦」に出演しステージ復帰を果たした。術後は抗がん剤治療を行うも、吐き気や下痢など重い副作用に悩まされ中止していたことをテレビ番組などで公表。免疫に効果があるとされる黒酢や黒ニンニクを食べ、自宅では大葉やパセリなどの野菜を栽培、それを利用したスムージーを飲むことが日課だと語っていた。

 この日は「がん細胞は糖分が大好物だからと聴いたことあるでしょう?」と、がん細胞が糖分などの栄養素を取り組んで増殖すると説明し、「直腸がんⅢbの抗がん剤はXerox(ゼロックス)療法だった。抗がん剤を体内に入れる前に 生理食塩液、吐き気止めのアロキシ点滴静注、デキサート注、オキサリプラチン注+ブドウ糖 看護師さんはエルプラッドと言ってたけど呼び方が違うだけ 5%のブドウ糖」と、自身が受けていた治療の詳細を告白。「これは飲み薬の抗がん剤ゼローダ」と写真を添え「朝晩の1日2回服用 最初は良かったが途中から薬の匂い?味?で吐き気がしてた」と、つらい治療を振り返った。

 また、「がん細胞が勝手に血管を作り栄養を横取りするのを抑えるのがアバスチン(ベバシズマブ)という説明を受けゼロックス療法にプラスで開始」と追加された治療についても明かし「副作用は少ないとの説明だったがXerox療法がキツくて少ないも何もわかんないよ(原文ママ)」と吐露。「Xerox療法8クールの抗がん剤治療 5回目でGIVE UP 副作用に耐えられなかった」と、抗がん剤治療を断念した経緯を明かした。

 「あのまま続けていたらと思うと…」と振り返り、現在は「今はひたすら免疫力を上げ正常な体を取り戻すため 焦らず!慌てず!諦めず!そんな毎日を送ってまする」と、食事や運動による免疫力の向上に励んでいると告白。「頑張りません!勝つまでは!」と、改めて意気込んだ。

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